中東情勢の緩和で韓国株が急騰!サムスン電子・SKハイニックスに外国人投資家が殺到
米イラン間の「2週間停戦」合意が成立し、中東リスクが一時的に緩和されたことを受け、韓国株式市場に外国人投資家の資金が急激に流入しています。8日午前10時15分現在、外国人は1兆2366億ウォン(約1329億円)を買い越しており、これは先月10日以降で最大規模の買い上げとなっています。
これまでの外国人投資家の動向
米イラン間の緊張が高まる中、外国人は過去25営業日のうち21営業日で売り越しを続けていました。特に先月19日から今月2日までは、なんと11営業日連続で売り越しを記録。約2年6ヶ月ぶりの最長記録でした。
停戦合意による投資心理の劇的な変化
しかし、ドナルド・トランプ大統領がイランとの間で2週間の攻撃中断で合意したと発表したことで、状況は一変しました。イラン側もこの合意を公式に認め、中東の緊張緩和への期待が高まっています。この影響で、国際原油価格も急落。WTI先物価格は取引時間中に約19%下落し、ブレント原油も下落しました。
半導体株への集中投資
外国人の買いは、特に半導体セクターに集中しています。サムスン電子は5516億ウォン、SKハイニックスは4776億ウォンと、それぞれ1位・2位の買い越し額を記録しました。その他、大宇建設、暁星重工業、斗山エナビリティ、サムスン電機なども買い越し上位に入っています。
売り越し銘柄も
一方で、防衛産業株のハンファエアロスペースは425億ウォンの売り越しで外国人売り1位となり、LGエネルギーソリューション、ハンミ半導体、サムスン電子優先株、現代車なども売り越し上位に含まれています。
専門家からの分析
証券業界では、今回の外国人の大規模な買いは、半導体ブームへの期待と相まって実現した結果だと分析しています。ユアンタ証券は、サムスン電子の好業績とSKハイニックスの業績改善への期待が、外国人資金の流入を後押ししていると見ています。
今回の停戦合意は、一時的な緩和に終わる可能性もありますが、韓国株式市場にとっては、追い風となることが期待されます。