二度の震度7から10年…益城町「今からがスタート」熊本地震の記憶と復興への決意
2016年の熊本地震から14日で10年。熊本県内各地で追悼の祈りが捧げられています。特に甚大な被害を受けた益城町では、「今からがスタート」と復興への決意を新たにしています。
熊本地震から10年、あの日の記憶
2016年4月14日午後9時26分、熊本県で最大震度7を観測する前震が発生。そして28時間後の4月16日午前1時25分、再び震度7を観測する本震が襲いました。二度の強烈な揺れにより、熊本県と大分県では、関連死を含めて278人もの尊い命が失われました。
益城町では、ほぼ全ての住宅が被災し、県内全体では最大で2万255世帯、4万7800人が仮設住宅での生活を余儀なくされました。地震から10年が経過した今も、多くの人々が生活再建に向けて努力を続けています。
益城町の現状と復興への展望
14日、益城町役場では職員らが黙祷を捧げ、住民らが献花に訪れ、犠牲者を悼みました。西村博則町長は、「地震の教訓を伝えること、熊本地震前より元気なまちをつくることを、今お誓いを申し上げたところです。まだ生活再建がされていない方もたくさんいらっしゃるということで、最後のおひとりまで寄り添って支援していく。10年というのは、今からがスタートかなと。これから新たなスタートが始まる」と、復興への強い決意を表明しました。
地域コミュニティの再構築と追悼の集い
益城町では、住宅の再建だけでなく、地域コミュニティの再構築が大きな課題となっています。14日夜には、震災記念公園で追悼と記憶継承のための「熊本地震4.14のつどい」が開催されます。
会場には、犠牲者を悼むメッセージや全国からの支援への感謝の言葉が書かれた竹灯籠が用意され、その灯りが、復興への希望を照らすでしょう。熊本地震の経験を未来へと語り継ぎ、より強靭な地域社会を築き上げていくことが、私たちに課せられた使命です。