青森・八戸で震度5弱の地震、保育園児らは車で避難 冷静に対応
20日に発生した地震で震度5弱を観測した青森県八戸市では、津波警報が発令され、住民の避難が急ぎました。市内の20カ所以上の指定避難所が開設され、多くの人が不安な表情で避難生活を始めました。
保育園児らは冷静に避難、日頃の訓練の成果
近くの浜市川保育園からは、約20人の園児が引率の職員の車で多賀小学校へ避難しました。尾崎知子園長によると、毎月1回実施している地震避難訓練が役立ち、園児らは園が用意した非常食を食べながら、比較的冷静に対応できたとのことです。
津波注意報に切り替わったため、園児らはそれぞれ帰宅しましたが、尾崎園長は「津波注意報がいつ解除されるか分からないので、不安です」と語っていました。
過去の地震を思い出し避難、緊急地震速報で対応
大津波警報発表時に避難所となる高台の多賀台小学校では、自主的に避難する住民も見られました。30代の男性は、地震発生後すぐに車で子供と避難所に駆けつけ、「昨年12月の地震を思い出した。とりあえず避難が先と思った」と話していました。
地震発生時、市内のショッピングセンターで買い物をしていたという男性は、「急に携帯の緊急地震速報が鳴って、みんなびっくりしていた」と振り返りました。
中学校も避難所として活用、その後全員帰宅
北稜中学校では、一時的に約100人が避難しましたが、津波注意報に切り替わった後は避難者も減り、午後9時ごろには全員が帰宅しました。
今回の地震を受け、八戸市では引き続き防災意識を高め、日頃からの備えが重要となることを改めて認識させられました。