駅前シャッター街からの復活!茅野駅「ベルビア」が人と情報が交差する新拠点に生まれ変わる
買い物はネット、郊外に人が流れる…かつて賑わった長野県茅野駅前の大型商業施設「ベルビア」が、地元の若手と移住者たちの手によって、新たな息を吹き込まれようとしています。10月25日にオープンする複合施設は、単なる商業施設ではなく、人と人、人と情報が繋がる、ワクワクするような場所に生まれ変わります。
ベルビアの過去と現在:衰退から再生へ
1987年にオープンしたベルビアは、山梨県の岡島百貨店を核テナントに迎え、最盛期には年間37億円の売り上げを記録しました。しかし、郊外型店舗の台頭により、2001年には核テナントが撤退。その後、市役所の窓口や子育て支援施設が入ったものの、かつての活気を取り戻すことはできませんでした。
地元出身で設計・建築会社を経営する北原友さんは、そんなベルビアの現状を目の当たりにし、再開発を決意。「駅前の一等地がシャッターだらけなのは見過ごせない」と語ります。
「ワクワクするベルビア」が目指すもの
北原さんが運営する施設の名前は「ワクワクするベルビア」。その名の通り、訪れる人がワクワクし、何か新しい発見があるような場所を目指しています。
交流と繋がりを生む空間設計
駅に面したスペースは、市民や観光客が自由に交流できる開放的な空間に。茅野ならではの飲食も提供され、地元の人も観光客も気軽に立ち寄れる場所となります。奥には、英語で「結び目」を意味する「KNOT(ノット)」と名付けられた会員制のオフィスとラウンジを設置。ビジネスパーソンやクリエイターが繋がり、新たなアイデアを生み出す場となるでしょう。
北原友さんの想い:「日曜日にはおしゃれしてベルビアへ」を再び
北原さんは、ベルビアがオープンした頃の賑わいを覚えています。「日曜日にはおしゃれしてベルビアへ」という言葉があったほど、活気に満ちた場所だったと言います。今回の再開発を通じて、そんなベルビアの輝きを取り戻し、地域を活性化させたいと考えています。
「赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、いろんな人に集まってもらうことで、いろんな価値観から何かが生まれると期待している」と北原さんは語り、新たなまちづくりへの熱意を語りました。