漫画家・倉田真由美さんが「ヘルプマーク」の適切な利用を呼びかけ…安易な使用で本来の目的が損なわれる可能性を指摘
漫画家の倉田真由美さんが、自身の公式X(旧Twitter)で「ヘルプマーク」について想いを綴り、話題になっています。夫である叶井俊太郎さんが末期がんだった際のエピソードを振り返りながら、ヘルプマークの適切な利用を呼びかけています。
ヘルプマークとは?
ヘルプマークは、東京都福祉局が作成したもので、外見からは分かりにくいけれど、援助や配慮が必要な方が周囲にそのことを知らせるためのマークです。具体的には、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方などが対象となります。電車やバスなどの公共交通機関で席を譲ってもらったり、困った時にサポートを受けやすくなることを目的としています。
夫が生前にヘルプマークを利用したエピソード
倉田さんは、ヘルプマークを「ファッション感覚」や「アピール」として安易に利用する人がいるという記事を引用し、自身の経験を語りました。「痩せていたけど一見しただけでは癌患者と分からない夫は、電車の中でこれのおかげで席を譲ってもらったことがある」と、ヘルプマークが実際に役立った場面を振り返っています。このエピソードから、ヘルプマークが本当に必要としている人に有効な手段となり得ることを示唆しています。
安易な使用による誤解への懸念
倉田さんは、最後に「安易な使用で、せっかくの善意のマークに誤解が広まらないように願う」と綴りました。ヘルプマークは、支援を必要とする人々のための大切なツールであり、本来の目的を逸脱した使用は、本当に困っている人が必要なサポートを受けられなくなる可能性があります。このメッセージは、ヘルプマークの正しい理解と適切な利用を促すものとなっています。
SNS上でも共感の声
この投稿に対し、SNS上では「安易に使っている人多い」「きちんとした制度のもとマークを用意してほしい」「乱用すると本当に困った方に手を差し伸べられなくなる」など、多くの共感の声が寄せられています。ヘルプマークの適切な運用に対する関心の高まりを示しています。