漫画家・倉田真由美さん、ヘルプマークの安易な使用に警鐘「せっかくの善意のマークに誤解が広まらないように」
漫画家の倉田真由美さん(54)が、自身のX(旧ツイッター)でヘルプマークの利用状況について警鐘を鳴らしました。援助や配慮が必要な人が周囲に知らせるために作られたヘルプマークについて、安易な使用による誤解を危惧する声を上げています。
ヘルプマークとは?
ヘルプマークは、外見からは分かりにくい障害や病気を抱え、援助や配慮を必要とする人が、周囲にその旨を知らせるためのものです。主に自治体窓口などで無料配布されており、カバンなどにつけて使用されます。電車やバスなどの公共交通機関で席を譲ってもらったり、困った時に声をかけてもらったりするきっかけとなります。
倉田さんの体験とメッセージ
倉田さんは、ヘルプマークをファッション感覚や病みアピールのツールとして利用する人がいるという記事を引用し、「癌(がん)が末期の頃、夫がこれを着けていた。痩せていたけど一見しただけでは癌患者と分からない夫は、電車の中でこれのおかげで席を譲ってもらったことがある」と自身の体験を語りました。そして、「安易な使用で、せっかくの善意のマークに誤解が広まらないように願う」と、切実なメッセージを発信しています。
夫・叶井俊太郎さんを膵臓がんで亡くした倉田さん
倉田さんは2024年2月、夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎さん(享年56)を膵臓がんで亡くされています。夫の闘病生活を通してヘルプマークの重要性を実感したからこそ、今回の発言に至ったと考えられます。
ヘルプマークは、本当に必要としている人が安心して利用できるものであるべきです。倉田さんの訴えは、ヘルプマークの正しい理解と利用を促すとともに、社会全体の思いやりと配慮の重要性を改めて私たちに問いかけています。