井上尚弥、中谷潤人との激戦制し判定勝利!「伝説の試合」で王者の試合運びを徹底解説
世界スーパーバンタム級4団体統一王者井上尚弥選手(33=大橋)が、WBA&WBC&WBO世界同級1位の中谷潤人選手(28=M・T)との激戦を判定で制しました。2日、東京ドームで行われた12回戦は、両者無敗同士の意地と意地のぶつかり合いとなり、まさに“伝説の試合”と呼ぶにふさわしい一戦となりました。
試合を終えての井上尚弥選手のコメント
試合後、会見に臨んだ井上選手は「ホッとしてます」と安堵の表情を浮かべました。33歳という年齢を感じさせない井上選手の試合運びについて語ったのは、8ラウンド以降の戦略です。「8、9、10あたりは、ちょっとポイントを譲っても大丈夫かなと。自分がポイントを取るというか、少し引きながら、ポイントを譲っても大丈夫かなと思いながら戦ってました。」と明かしました。
さらに、中谷選手との試合展開について「お互いが楽しんでいるなと。試合をしながら、そんな感覚で。すごく楽しい試合でした」と、笑顔を交えながら語りました。駆け引きの激しい試合だったこともあり、「今日は体力というか、やっぱり脳のスタミナがすごく、今日は削られたなと」と、疲労も滲み出ました。
陣営からの評価と今後の展望
真吾トレーナーは「中谷選手次第、っていうところはできた。前半は、逆に尚弥にパンチ当てられなかったんじゃないのかなと。だから、空間をしっかり尚弥の方が支配してたのかなっていう。練習通りしっかりできたと思います」と、井上選手の試合を評価しました。
大橋会長は「日本最高の技術戦になりましたけど、この2試合とも。井岡選手がああいった形で、2回もダウンするっていうのも想像もつかなかったと思うんですけど。中谷選手も本当にいい選手で、終盤の攻撃、本当に怖いボクサーだと思う。またこれから、必ず世界チャンピオンに返り咲いて、また日本のボクシング界を盛り上げていくと思います」と、中谷選手の将来にも期待を寄せました。
井上選手自身は、今後の展望について「自分の口からは今言えることはないのかなと思います。あとは、大橋会長含め、また今後のプランってものがあると思うので。またそこから、始めていきたいと。今は、僕の中では白紙です」と語りました。しかし、「今日がゴールではないので。まだまだ伝説を作っていけるんじゃないかなとも思ってるので。今日以上の伝説を、今後作っていけたらいいなと思います」と、更なる高みを目指す意欲を見せました。
リング上で語られた言葉
試合後、井上選手はリング上で「また東京ドームで」と熱いメッセージをファンに送りました。東京ドームでの試合への思いを「また、ここで試合ができたら、本当にボクサーとして尽きるなと思うので。また、そんな試合ができたらいいです」と語り、今後の活躍への期待を高めました。