議員定数削減法案、成立難航!維新・吉村代表「茶番劇」と批判、自自維党首会談へ
衆議院の議員定数を削減する法案の成立が、今国会で困難な状況を迎えています。自民党と日本維新の会が提出した法案に対し、野党側が企業・団体献金の法案の審議を優先する姿勢を崩さず、審議入りが実現していません。
維新・吉村代表、現状に怒り「審議すらされていない」
日本維新の会の吉村洋文代表は5日、この状況に対し「審議すらされていない状態が続いて、本当に残念に思います。茶番劇です。そんな国会、本当にまっぴらごめんですね。」と強い不満を露わにしました。法案の成立には厳しい道のりが予想されます。
企業・団体献金法案の審議を巡る攻防
維新は15日の政治改革特別委員会で、企業・団体献金法案の質疑を打ち切り、採決を求める動議を提出しました。これに対し野党は「到底受け入れがたい」「暴挙である」と猛反発し、与野党間の対立が深まっています。
自自維党首会談で今後の対応協議へ
国会の会期末が17日に迫る中、議員定数削減法案の成立は事実上困難となりました。これを受けて、16日に高市早苗首相と吉村代表が党首会談を行い、法案の成立見送りを確認した上で、今後の対応について協議する方向で進んでいます。
今回の法案の審議遅延は、今後の政治改革の行方に大きな影響を与える可能性があります。今後の与野党の動向から目が離せません。
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