AAAのメンバーとしても知られるSKY-HI（本名：日高光啓、39歳）が、年内のライブおよびテレビ番組への出演を辞退することを発表しました。これは、未成年女性との深夜面会に関する報道を受け、所属事務所であるBMSGが公式サイトで明らかにしたものです。

報道内容とBMSGの調査結果

一部メディアでは、SKY-HIが未成年の少女を深夜に複数回自宅に呼び出していたという報道がありました。これを受け、BMSGは東京都青少年健全育成条例の違反を含め、違法行為の有無について複数の弁護士等の専門家の指示を仰ぎながら内部調査を実施しました。

調査の結果、違法行為に該当する事実は確認されなかったとBMSGは発表しています。しかし、今回の騒動が多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことに対し、経営陣は日高とともに責任を重く受け止めているとしています。

今後の対応とSKY-HIのコメント

BMSGは、今回の事態を受け、経営体制の抜本的な見直しとガバナンスの強化、全役職員への客観的監査機能の導入、コンプライアンス意識の再徹底と内部統制の構築、経営体制の再構築などを徹底していくとしています。

年内の活動辞退は、27日に開催される「COUNTDOWNJAPAN25／26」と、29日放送の日本テレビ系「発表！今年イチバン聴いた歌～年間ミュージックアワード2025～」となります。一方で、発表以前に収録済みのコンテンツについては、一部を除き予定通り公開・放送される予定です。

SKY-HIからの謝罪と反省

SKY-HIは、今回の件について以下のコメントを発表しています。

「まずはファンの皆様、関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。プロジェクトを形にしたいという一心で、自分なりに尽力してまいりました。しかし、個人の時間感覚やコミュニケーションの在り方が、客観的に見て社会的に非常識であり、結果としてこのような騒動を招いてしまったことを深く反省しております。」

また、「一部の憶測にあるような法令違反や条例違反は調査報告のとおり誓ってございません。しかしながら、このような騒動自体が、私の認識の甘さの表れだと深く反省しております。『世間との感覚のズレ』を是正し、信頼に足る自分であるために、今後はガバナンスの強化と自身の姿勢の見直しに専念いたします。」と、自身の反省と今後の決意を述べています。

今回の騒動は、SKY-HIにとって大きな試練となるでしょう。今後の活動再開に向けて、信頼回復に努める姿勢が求められます。