日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット（コミケ）」の最新イベント、コミケ107が2023年12月30日、東京ビッグサイト（東京都江東区）にて開幕しました！

50年の歴史を刻むコミケ、記念イヤーの始まり

1975年12月21日の第1回開催から数えて、今年で50周年という節目を迎えるコミケ。今夏のコミケ106から来夏のコミケ108までの1年間を“50周年イヤー”と位置付け、様々な記念企画が実施される予定です。最初のコミケには32サークル、推定700人が参加しましたが、今では日本を代表するポップカルチャーイベントへと成長しました。

会場レイアウトは変更あり！より多くのサークル参加へ

今回のコミケ107では、東京ビッグサイトの大規模改修工事の影響で、東1～3ホールが使用できません。そのため、スペース数は昨年冬のコミケ105よりも約6000スペース減少するとのこと。しかし、参加サークルを少しでも増やすため、東8ホールにもサークルを配置し、企業ブースのレイアウトを見直すなど、工夫が凝らされています。また、西4ホールの一部が屋内のコスプレエリアとして利用可能になりました。

参加サークル数と過去の来場者数

コミケ107には、2日間で約2万3700スペースのサークルが出展。2019年12月に開催されたコミケ97では、過去最高の約75万人が来場しました。また、今年の夏に開催されたコミケ106では、2日間で約25万人が来場しています。今回のコミケ107も、多くのファンで賑わうことが予想されます。

コミケは、同人誌を通じて、クリエイターとファンの交流を深める場として、これからも日本のポップカルチャーを盛り上げていくことでしょう。コミケ107の今後の展開に注目です！