メタルワン、日本の技術力で課題解決へ!DX推進と人材育成に注力し「課題解決力ナンバーワン」を目指す
鉄鋼業界のリーディングカンパニーであるメタルワンは、国内市場の需要減に合わせながらも、日本の高い技術力に着目し、新たな価値創造と課題解決に取り組む姿勢を鮮明にしています。渡邉善之社長は、人材育成にも力を入れ、次世代を担う人材の育成に新たな施策を開始しました。
国内市場の重要性と新たな機能・価値の創出
渡邉社長は、国内市場について「需要は漸減傾向にあるものの、それでも世界の主要な市場の一つ」と重要性を強調。建設需要の低迷に対しては、グループ会社であるエムエム建材や三井物産との連携を強化し、機能提供や工期短縮、リサイクル事業などを通じて新たな価値を提供していく方針を示しました。また、サービスセンター事業ではオカムラとの連携をさらに深める意欲を見せています。
グループ会社統合とナイファスト事業の拡大
来年4月に統合するメタルワン特殊鋼とメタルワン鉄鋼製品販売については、「両社の専門性と営業ネットワークを融合させ、より効率的なオペレーションでナンバーワンの力を発揮する」と説明。海外拠点での経験豊富な社員の育成にも力を入れており、部品物流を手掛けるナイファスト事業の更なる拡大を目指しています。
DX戦略と新規ビジネスへの挑戦
今年度発足した事業開発BUでは、デジタルプラットフォーム「MetalX」シリーズの最新版「MetalXWR」をリリース。人員と機能を強化し、DX戦略を加速させています。また、新規ビジネス「新化」や既存サプライチェーンの「深化」「進化」を目指し、出資先のノルディックニンジャとの連携も活用していく考えです。
電磁・xEV推進と海外展開
新組織「電磁・xEV推進BU」では、変圧器の需要拡大に対応するため、昨年買収したイタリアの変圧器用コアメーカー、LAGORのPMI(買収後統合)を順調に進めています。電動車市場の成長は緩やかであるものの、中長期的な需要を見据え、バッテリー分野への取り組みも視野に入れています。
人材育成への投資と未来への期待
メタルワンは、次世代を担う人材育成にも積極的に投資しており、選抜された13人が事業構想大学院大学へ通い、全26回の講義を受ける新たな施策を開始しました。渡邉社長は、「目線を上げ、変化するマーケットに対応できる人材を育成したい」と期待を語り、サプライチェーン全体を見渡せる視点と幅広いネットワークを持つ人材の育成に力を入れることを強調しました。
25年4~9月期決算概要
25年4~9月期決算については、CFOの三尾伸夫常務執行役員が説明。取扱い数量は前年同期比で増加したものの、販売単価の下落により減収減益となりました。しかし、連結対象となる100社のうち94社が黒字を計上しており、グループ全体の収益性は安定していることを示しています。
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