60歳定年はもう古い?「USJ」も採用するアクティブシニアが企業の救世主になる理由
「定年=リタイア」は古い常識?人手不足を救うシニアの力
「60歳になったら定年退職」という慣習は、いまや過去のものになりつつあります。日本企業の9割以上が定年制を導入していますが、深刻な人手不足を背景に、年齢で一律に退職させる制度を見直す企業が急増しています。これまで「若手の職場」と思われていた現場でも、今、60代以上の「アクティブシニア」が新たな戦力として注目されているのです。
USJに800人のシニアクルー!安定したサービスが武器に
世界中から観光客が訪れる「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」では、なんと約800人もの60代スタッフが活躍しています。彼らは「アクティブシニア」と呼ばれ、若手スタッフと肩を並べて働いています。USJがシニア採用に力を入れる理由は、単なる人手不足の解消だけではありません。学生アルバイトは卒業に伴う入れ替わりや試験期間の休暇が多くなりがちですが、シニア層は「長期的な安定就業」が期待でき、高いサービスレベルを維持できるという大きなメリットがあるからです。
「定年後も同じ給与」で活躍するシニアマイスター制度も
さらに、大手企業でも独自の取り組みが進んでいます。例えば、「カルビー」では高いスキルを持つ社員が定年後も年齢制限なしで働ける「シニアマイスター」制度を導入し、定年後も現役時代と同じ給与水準を維持できる仕組みを整えました。また、東大阪市では60歳以上しか入社できない会社が登場するなど、ベテランの知恵をビジネスに活かす動きが広がっています。厚生労働省の調査(