【為替】ドル円は158円台後半で膠着状態 方向感の乏しい展開が続く
動意薄の東京市場、ドル円の行方は?
25日の東京外国為替市場は、週末を控えた英米市場の休日を前に、決定的な材料を欠く「こう着状態」となりました。午後の取引では1ドル=158円台後半を中心とした小動きが続き、市場参加者の間では様子見ムードが色濃く漂っています。前日の159円10銭台からやや円高に振れ、158円96~97銭で一日の取引を終えました。
イラン情勢への警戒感と和平への期待が交錯
週明けの相場は、米国とイランの停戦交渉に対する期待感から、リスク回避の「有事のドル買い」が解消される動きを見せました。一時的に158円70銭付近まで円高が進む場面もありましたが、その後は買い戻しの動きも入り、一進一退の攻防が続いています。市場関係者からは「和平への期待はあるものの、過去の経緯から疑心暗鬼になっている投資家も多い」との声も聞かれ、慎重な姿勢を崩さない層が目立ちます。
今後のポイントは「明確なトレンドの欠如」
午後の取引では、一時的に159円台へ回復する瞬間もあったものの、すぐに押し戻されるなど上値の重さが目立つ展開となりました。日経平均株価が大幅に上昇したものの、為替市場への影響は限定的です。市場関係者は「根本的なトレンドが定まっておらず、方向感に乏しい」と分析しており、今後の為替相場がどちらに動くのか、注意深く経済指標を見守る必要があります。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的とするものではありません。投資に関する最終決定は、ご自身の判断で行ってください。