「NISA貧乏」を鼻で笑う53歳部長の末路…実は自分も「保険貧乏」だった?
ランチ代を削ってまで投資する部下、それを冷ややかに見る上司
最近、オフィス街のランチタイムに異変が起きています。かつては若手社員と賑やかに食事を楽しんでいたはずの53歳の遠山部長(仮名)。しかし、最近は部下がランチに全くついてこなくなりました。「嫌われているのか?」と不安に思った遠山さんが課長に理由を聞くと、衝撃の事実が判明します。なんと、若手社員たちは「NISA(少額投資非課税制度)」に全力を注ぐあまり、節約生活を徹底していたのです。「将来の年金が不安だから」とランチ代や交際費を削り、月10万円以上を投資に回す若手たち。バブル崩壊後の停滞期を生きてきた遠山さんにとって、その行動はまさに理解不能。「今を楽しまないなんてバカみたいだ」と、彼らを鼻で笑っていました。
「投資はリスク」と言いつつ、実は自分も“貧乏”の正体とは
「投資なんて暴落したら終わりだ」と、遠山さんのように投資を否定し、現金主義を貫くミドルシニア世代は少なくありません。しかし、冷静に自分の家計を見つめ直したとき、遠山さんは驚愕の事実に気づきます。遠山さん自身も、「保険貧乏」という名の、もう一つの「投資」に足をとられていたのです。お小遣いは月4万円なのに、固定費として消える保険料は月7万円。「これではNISAに夢中な若手と、実は同じ穴のムジナではないか……」。将来への漠然とした不安を解消するために「保険」という名の金融商品に高額なコストを払い、結果として今の生活を圧迫している姿は、形を変えた「NISA貧乏」そのものだったのです。
将来への不安はどの世代も同じ。「賢いお金との付き合い方」を考えよう
結局のところ、NISAに邁進する若手も、高額な保険を抱えるミドルシニアも、「将来への不安」という共通の悩みを抱えています。大切なのは、極端な節約で今の生活を犠牲にすることでも、過剰な固定費で首を絞めることでもありません。日本でも新NISA制度が普及し、