残り4秒の奇跡!東洋大学アイスホッケー部、執念のリーグ2連覇達成の裏側
「あきらめない心」が生んだドラマ。残り4秒の同点劇が優勝への道を開いた
関東大学アイスホッケーリーグで、東洋大学が劇的な戦いぶりを見せ、見事に2年連続12回目の優勝を果たしました。今シーズンの東洋大学を支えたのは、春から積み重ねてきた深い対話と、どんな劣勢でも揺るがない「ポジティブな姿勢」でした。主将の森田琉稀亜(るきあ)選手は、シーズン序盤の苦悩を乗り越え、チームを精神的な強さでまとめ上げました。
明治との直接対決、土壇場で生まれた同点ゴール
リーグ終盤、優勝争いは明治大学、中央大学、東洋大学による激しい三つ巴の展開に。運命を分けたのは11月16日の明治大学との直接対決でした。3対4とリードを許し、試合終了まであとわずかという状況で、東洋大学はタイムアウトを要求し、GKを下げた勝負の6人攻撃を選択します。残りわずか4秒、髙橋一路選手が叩き込んだ値千金の同点ゴールは、まさにチーム全員でつないだ魂の一撃でした。その後、ペナルティショット戦(PS戦)を制した東洋大学は、最終戦での逆転優勝という最高の結果を手にしました。
「ネガティブな発言は一切なし」強さの秘訣はチームの結束
今シーズンの東洋大学が強かった理由は、技術だけではありません。森田キャプテンが「ネガティブな発言は一切出なくなった」と語る通り、春から重ねたミーティングによって、チームには圧倒的な信頼関係が築かれていました。どんなに厳しい試合展開でも、最後の一瞬まで勝利を信じ続けた姿勢こそが、今回の優勝を引き寄せた最大の勝因です。大学スポーツの魅力を存分に見せてくれた東洋大学の戦いぶりは、多くのファンに感動を与えました。