世界のナベアツから落語家へ。桂三度が町あかりとデュエット曲「愚痴が果てたら」を配信!制作秘話やMVのこだわりとは?
かつて「世界のナベアツ」として一世を風靡し、現在は落語家として活動する桂三度さんが、唯一無二のシンガーソングライター・町あかりさんとタッグを組み、新曲『愚痴が果てたら』を配信リリースしました。なぜ、芸人から落語家へと転身した彼が、今このタイミングで町あかりさんとデュエットしたのか。その背景には、音楽への熱い情熱と、計算し尽くされた「歪(いびつ)」なこだわりがありました。
大ファンだった町あかりとのコラボ!「デュエット」にこだわった理由とは
もともと町あかりさんの大ファンだったという桂三度さん。SNSでの発信がきっかけで本人同士が繋がり、夢のコラボが実現しました。当初はソロでの歌唱を想定していたそうですが、三度さんの提案により「デュエットソング」として制作がスタート。「今の時代に少ないデュエット曲を届けたい」という思いが込められています。三度さんは町さんの楽曲について「耳ではなく血管に入ってくる感じ」と絶賛し、その音楽性に深いリスペクトを寄せています。
MVには豪華なゲストも!「歪(いびつ)」をテーマにした意欲作
新曲『愚痴が果てたら』のMVには、親交の深い藤井隆さんと椿鬼奴さんが出演しています。特に藤井さんからの提案で取り入れられたという「ソバージュヘア」のウィッグなど、撮影現場は非常に盛り上がったそう。三度さんは、今回の楽曲やMV全体をあえて「歪(いびつ)」な作品に仕上げたと語ります。完璧すぎるものよりも、どこか人間味のある「歪さ」こそが、この曲の最大の魅力。日常のモヤモヤを吐き出した後に、この曲をカラオケで歌ってスッキリしてほしいという願いが込められています。
落語家15周年、目指すのは「二刀流」の先にある未来
2011年に落語家に転身して以来、今年で15周年を迎えた桂三度さん。師匠である桂文枝さんのもとで、30年計画の落語家人生を歩んでいます。現在は創作落語と古典落語、その両方を高いレベルで成立させる「二刀流」に挑戦中。「お客さんが楽しめることが大前提」と語る姿勢は、芸人時代から変わらぬエンターテイナーとしての矜持を感じさせます。絶望や悩みがあっても「まずはご飯を食べて馬力を作る」――そんなポジティブなメッセージが詰まった『愚痴が果てたら』は、聴く人の背中をそっと押してくれるはずです。ぜひチェックしてみてください。