広島・矢野雅哉が登録抹消 球団本部長「疑念が残る状態でプレーさせるのは抵抗がある」
週刊誌報道による「ゾンビたばこ」関連の写真が波紋
広島東洋カープの矢野雅哉内野手が17日、突如として登録抹消されました。今回の決定について、広島の鈴木清明球団本部長がマツダスタジアムで報道陣の取材に応じ、その経緯を説明しました。騒動の発端となったのは、13日に「SmartFLASH」が配信した一枚の写真です。その写真には、指定薬物「エトミデート(通称:ゾンビたばこ)」の譲渡事件で起訴された被告と、矢野選手ら複数の選手が会食の場に同席している様子が写っていました。
「ペナルティーではない」球団の苦渋の決断とは
鈴木球団本部長は今回の抹消について、「あくまで私の判断」であることを強調しました。球団内での調査において、現時点では薬物使用の事実は確認されていません。しかし、いわゆる売人と呼ばれる人物と密室で過ごしていたとされる状況に対し、「強い疑念を抱かざるを得ない」と強い言葉で危機感を示しました。鈴木本部長は「疑念が晴れない状態で、ファンや相手チームに対しても申し訳ないプレーをさせるわけにはいかない」とし、選手を守り、球団の信頼を守るための「苦渋の決断」であることを明かしました。
今後の調査と復帰への道のり
今回の抹消期間は明確に定められておらず、今後は2軍や3軍での調整となります。球団側は引き続き調査を進める方針ですが、「事実関係がクリアにならない限り、1軍のグラウンドに立たせることは難しい」との姿勢を崩していません。今回の措置は、あくまでファンの視線を意識した「疑念払拭」が目的であり、現段階では謹慎処分などのペナルティーとは区別されています。球団の誠実な対応が求められる中、今後の調査結果と矢野選手の動向に注目が集まります。