「ネクスト大谷」山梨学院・菰田陽生が流した悔し涙 4季連続甲子園の夢散る
プロ注目の主将が背負った重圧と、試合後の涙の理由
夏の甲子園を目指す熱い戦いの中で、大きな波乱が起きました。山梨県の強豪・山梨学院が、第108回全国高校野球選手権山梨大会の準決勝で帝京三に延長タイブレークの末に敗れ、惜しくも4季連続甲子園出場の夢が途絶えました。チームの投打の柱であり、「ネクスト大谷」との呼び声も高いプロ注目選手、菰田陽生主将(3年)にとっては、あまりにも悔しい夏となりました。
「自分が決めきれなかった」4番としての責任感
試合は4-5の接戦となりました。菰田選手は「4番・一塁」として先発出場し、さらに延長十回には3番手投手としてマウンドへ。しかし、勝ち越しの適時打を浴びてしまい、その裏の攻撃でも一打出れば同点・逆転のチャンスで凡退するなど、打撃でも4打数無安打という結果に終わりました。試合後、菰田選手は「チャンスで回ってきた中で自分が決めきれなかったことが一番の敗因」と、涙を浮かべながら自身の責任を語りました。投打ともに高いポテンシャルを持つ彼だからこそ、チームを勝利へ導けなかった悔しさは計り知れません。
次世代へ託された思いと、山梨学院の夏が終わる
最速152キロの速球と通算39本塁打を誇る実力者は、3年間を振り返り「充実した時間だった」と感謝を口にしました。甲子園へ行けなかったことに対し、チームメイトへの申し訳なさを滲ませつつも、最後は「この悔しさを1個下や2個下の後輩たちはつなげていってほしい」と、力強く後輩たちへバトンを託しました。山梨の高校野球界を牽引してきたスターの夏は終わりましたが、菰田選手がこの大舞台で見せた輝きと悔しさは、間違いなく後輩たちの糧になるはずです。