【センバツ2026】兵庫の星!神戸国際大付・豊岡速伍&東洋大姫路・大野泰聖、甲子園の舞台へかける想い
怪我を乗り越えた実力派、神戸国際大付・豊岡速伍投手の飛躍
昨春に腰の怪我という大きな壁にぶつかり、昨夏は悔しいメンバー外を経験した神戸国際大付の豊岡速伍投手。しかし、その挫折が彼をより強くさせました。「秋こそはメンバーに入って投げる」と心に誓い、日々のハードなウエートトレーニングで身体を強化。その努力が実を結び、今ではコンスタントに140キロ台の球速をマークする本格派へと成長を遂げました。
転機となったのは、昨秋の近畿大会準決勝での大阪桐蔭戦です。半年ぶりの公式戦登板という重圧の中、兄からの「楽しんでやってこい」という言葉が背中を押し、六回までわずか1失点という好投を見せました。チームの9年ぶりの決勝進出に大きく貢献し、強豪相手に通用した経験は彼にとって大きな自信となっています。「センバツでは完封勝利を目指したい」と意気込む右腕の、マウンドでの躍動から目が離せません。ちなみに、特技は料理で得意料理は親子丼という、マウンドとは違う家庭的な一面も注目です。
祖母へ誓う快投!東洋大姫路・大野泰聖投手が磨く「三振奪取能力」
一方、東洋大姫路の大野泰聖投手も、甲子園という夢の舞台に向けて着々と準備を進めています。昨秋の県大会、彩星工科戦での緊迫したピンチの場面で見せた、魂のピッチングは記憶に新しいところ。「絶対に抑える」という強い意志で後続を三振に仕留め、その底知れぬ精神力を見せつけました。
大野投手の強さの原点は、円盤投げの選手だった父から教わった体幹トレーニングにあります。小学生の頃から父と二人三脚で鍛え上げてきた身体は、さらなる進化を遂げようとしています。今冬は「もっと三振を取れるようになりたい」と、決め球であるスプリットの精度向上に余念がありません。センバツ出場が決まった際、誰よりも喜んでくれた祖母からは「泰ちゃんの輝いている姿、待っているよ」と温かいエールが届きました。甲子園の空の下で、祖母に成長した姿と勝利を届けるべく、大野投手が冷静かつ大胆にマウンドを駆け上がります。
兵庫を代表する二人の有望な投手が、甲子園でどのような輝きを見せてくれるのか。春の球音が待ち遠しいですね。