【競馬】99年京都大賞典覇者ツルマルツヨシが31歳で死す…老衰のため天国へ
黄金世代と熱い戦いを繰り広げた「名馬」の最期
90年代後半から00年代初頭の競馬シーンを彩ったツルマルツヨシが、2日、余生を過ごしていた宮崎県の吉野牧場で息を引き取りました。31歳でした。死因は老衰とのことです。父に皇帝シンボリルドルフを持つ同馬は、1999年の朝日チャレンジカップや京都大賞典を制するなど、芝の中長距離路線で活躍しました。特に1999年の有馬記念では、グラスワンダーやスペシャルウィーク、テイエムオペラオーといった伝説的な名馬たちを相手に4着に食い込むなど、ファンの記憶に深く刻まれる名勝負を演じました。
病気知らずの穏やかな晩年…感謝の別れ
引退後は京都競馬場で誘導馬としてファンに愛され、2017年秋からは宮崎県綾町の吉野牧場で穏やかなセカンドキャリアを歩んでいました。吉野牧場の吉野新作社長によると、今年に入ってからは食が細くなり体も細くなっていましたが、最後の日まで苦しむことなく大往生だったといいます。「うちの牧場に来てから病気一つせず、長生きしてくれました」と語る吉野社長の言葉からは、長年連れ添った馬への深い愛情が感じられます。SNSでも「当時、大好きだった馬」「本当に長生きしてくれてありがとう」といった追悼の声が数多く上がっており、多くの競馬ファンに愛された生涯でした。
ツルマルツヨシの足跡を振り返る
1998年にデビューしたツルマルツヨシは、着実にクラスを勝ち上がり、格上挑戦で挑んだ北九州記念で3着に入るなど、その実力を証明してきました。その後、重賞2勝を挙げた実績は今なお色あせません。競走馬としての激闘、そして引退後の優しい眼差し。私たちが愛した名脇役にして実力馬の旅立ちに、多くの競馬ファンが寂しさを隠せません。今はただ、天国でゆっくりと休んでほしいと願うばかりです。詳しい戦績や詳細は