【熊本震度7】イオンモール熊本の爆発事故、会社社長が売上金の回収を指示していたと認め謝罪
避難後の館内再入場で2人が犠牲に…ハビタ社長の謝罪までの経緯
熊本県で最大震度7を観測した地震の直後、大型商業施設「イオンモール熊本」で発生した爆発事故。この事故で雑貨店「ハビタ」の従業員2人が亡くなった件について、同社の上野景真社長が取材に応じました。上野社長は、従業員に対して「売上金を金庫に戻してほしい」と指示していたことを認め、遺族に対して深く謝罪しました。犠牲となった大竹玖瑠美さん(22)を含む2人は、一度は屋外へ避難していたものの、会社の指示を受けて館内に戻った直後に爆発に巻き込まれたといいます。
「痛恨の極み」マニュアルとの矛盾に浮かぶ安全管理の課題
上野社長の説明によると、会社幹部からの指示を受けた店長が、避難していた従業員に対し「可能であれば売上金を金庫へ戻してほしい」と伝えていたとのことです。店舗は2階にあり、金庫は1階に設置されていました。一方で、イオン側は「避難後は館内に立ち入らない」というマニュアルがあったと説明しており、安全確保と資産保全を巡る判断の食い違いが大きな波紋を呼んでいます。今回の悲劇を受け、緊急時の従業員の身の安全をどう守るのか、企業としての危機管理体制が厳しく問われています。