【甲子園伝説】「持っているにもほどがある」誉・林山主将が引き当てた、奇跡の選手宣誓と開幕試合
運命のくじ引きで引き当てた、一生に一度の「甲子園の大役」
高校野球の聖地・甲子園。選手にとって一度踏み入れるだけでも栄誉なこの場所に、「選手宣誓」と「開幕試合」というダブルの主役として立った選手がいました。第101回全国高校野球選手権大会で誉(愛知)の主将を務めた、林山侑樹さんです。2019年の組み合わせ抽選会で、彼は開幕試合を引き当て、さらに19人の候補の中から「選手宣誓」の役まで勝ち取るという、驚異の「強運」を見せつけました。
「外れた」はずが「当選」!?ドラマチックな抽選の舞台裏
林山さんが選手宣誓のくじを引いた際、当初は白紙だと思い込んでいました。しかし、裏面を確認するとそこには「当選」の二文字が。これには本人も「当たらないと思っていたけど、運が強い」と驚きを隠せませんでした。当時、監督からも「持っているにもほどがある」と驚かれたエピソードは、今でも高校野球ファンの間で語り草となっています。それまで宣誓の経験がなかった彼が、大観衆の前で立派に務め上げた姿は、多くの人の胸を打ちました。
挫折を乗り越えてたどり着いた聖地での「記憶に残る大会」
誉高校は、決してエリート街道を歩んできたチームではありませんでした。ノーシードから強豪校を次々と撃破し、春夏通じて初の甲子園出場を決めたシンデレラストーリーは、まさに努力の賜物です。開会式での「記憶に残る大会にすることを誓います」という言葉通り、彼の存在は第101回大会を彩る象徴となりました。開幕試合では八戸学院光星に敗れ、結果は決して悔いのないものではなかったかもしれませんが、「宣誓は100点満点」と語るその表情は、ひと夏の成長を物語っていました。
忘れられない「選手宣誓」の感動をもう一度
高校野球の熱戦は、試合プレーだけでなく、こうした選手宣誓のドラマからも生まれます。当時の貴重な写真や詳細は、