NHK職員が番組出演者から性被害、組織の対応に批判 「痛恨の極み」と謝罪
番組出演者からの性被害でPTSDに…NHKの対応が問題視される
NHKは、番組出演者から性被害を受けた職員に対し、組織として「不適切な対応」をとっていたことを公表しました。被害を受けた職員は懇親会の後に事件に巻き込まれ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患って休職を余儀なくされました。さらに深刻なのは、その後のNHK側の対応です。被害から1年数カ月が経過した後に職員が職場へ被害を打ち明け、安全な環境での復職を希望したものの、NHKは「元所属での復職が原則」としてこれを認めませんでした。
「組織としての反省」NHK会長が異例の謝罪
今回の発表を受け、NHKの井上会長は「被害が発生したことは痛恨であり、対応の不適切さを心よりお詫び申し上げる」とコメントを出しました。山名メディア総局長も、組織としての反省と再発防止の必要性を強く認めています。なお、加害者の出演者については、プライバシーや個人特定を防ぐという観点から、名前などの公表は控えるとしています。今回のケースは、職場におけるハラスメント被害への対応がいかにあるべきか、改めて大きな議論を呼びそうです。