NHK職員が番組出演者から性被害…「異動希望を拒否」した組織対応に批判殺到
番組出演者からの性被害、その後の組織の対応に非難の声
NHKで発生した深刻な問題が大きな波紋を広げています。報道によると、同局の職員が番組出演者から意に沿わない性被害を受け、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたにもかかわらず、その後の会社側による対応が「極めて不十分だった」ことが第三者委員会の調査で明らかになりました。被害を受けた職員は、被害直後の職場へ戻ることで精神的な苦痛がフラッシュバックすることを訴え、別部署への異動を強く希望していました。しかし、NHK側は「原則通りの復職」を押し通し、主治医や産業医からの異動提案さえも聞き入れなかったといいます。
「リスク報告なし」組織の隠蔽体質にメス
今回の調査検討委員会は、この重大な人権侵害が当時の経営陣に適切に報告されていなかった点も厳しく指摘しています。被害から3年余りが経過してようやく希望していた部署へ異動できたものの、それまでの間、職員は苦しみ続け、自身のキャリアにも多大な影響を受けることとなりました。NHKの井上裕彦会長は、当時の組織の不適切な対応について謝罪し、今後は再発防止と安全な職場づくりを徹底する姿勢を見せています。今回の件は、職場での安全配慮義務やハラスメントへの理解が、大企業であっても十分に機能していなかった実態を浮き彫りにしました。詳細はNHK公式サイトの