昨夏優勝の立役者・沖縄尚学の「元エース」新垣有絃が見せた誇り 敗戦も「悔いはない」
背番号1を譲った夏。強打の横浜相手に貫いた「自分のピッチング」
夏の甲子園、第108回全国高校野球選手権大会の1回戦で、昨夏の王者が涙を飲みました。横浜高校と対戦した沖縄尚学は2-7で敗れ、連覇の夢はついえました。しかし、敗戦の中でひと際輝きを放った選手がいます。昨夏、チームを全国制覇へ導いた立役者のひとり、新垣有絃投手です。
「悔しさはあった」――それでもエースの責任感でマウンドを死守
試合は六回、横浜打線の猛攻を受け点差が広がる苦しい展開でした。2死一、二塁という緊迫した場面でマウンドを託された新垣投手。今夏の甲子園では背番号1を末吉良丞投手に譲り、背番号は11。それでも、昨夏日本一の舞台で先発を担った実力は健在でした。マウンドに上がると、強打の横浜相手に自信のあるスライダーを投げ込み、追加点を許さない力投を見せました。
「この1年間は苦しんだ」――プレッシャーを乗り越えた先にある成長
試合後、新垣投手は「プレッシャーもあったし、この1年間は苦しんだ」と率直な思いを明かしました。しかし、その表情に涙はありませんでした。「最後はこうやって甲子園で終えられたので、悔いはない」と語った姿は、重圧を乗り越えた高校球児としての自信に満ちていました。新垣投手が甲子園で見せた最後まで戦い抜く姿勢は、多くの野球ファンの胸に深く刻まれたことでしょう。
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