「戦争の無残さを次世代へ」90歳の著者が綴った自分史『大陸の風』が8月15日に出版
壮絶な満州引き揚げ体験を詩歌で語り継ぐ
三重県四日市市在住の松本康さん(90)が、自身の戦中・戦後の記憶を綴った自分史『大陸の風』を自費出版しました。10歳の時に満州で敗戦を迎え、ソ連軍の侵攻や家族との引き揚げ、そして父との別れ。幼い頃の過酷な体験を、当時詠んだ短歌や俳句、詩などを交えて一冊にまとめ上げました。
「戦争を知らない世代へ」歴史を振り返る契機に
松本さんは、亡き母の備忘録と自身の記憶を照らし合わせながら執筆を行いました。出版のきっかけは、卒寿(90歳)を迎えたこと。「戦争の無残さを知る世代が少なくなっていく今、平和の尊さを次世代に伝えたい」という切実な想いが込められています。世界各地で戦火が絶えない現代だからこそ、日本の敗戦の歴史を振り返ることは非常に重要です。
発売日は終戦記念日の8月15日
今回出版された『大陸の風』は、文芸社より発行され、A6版194ページで定価600円(税抜き)です。全国の一部の書店にて、終戦記念日である8月15日から販売が開始されます。戦争を生き抜いた貴重な証言として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
詳細や購入については、各書店または以下の文芸社公式サイトも参考にしてみてください。