ChatGPTの新機能「ChatGPTWork」は本当に使える?PC操作を丸投げして検証してみた
これまで「ChatGPT」といえば、チャットを通じてアドバイスをくれる頼れる相談役のような存在でした。しかし、7月9日にリリースされた新機能「ChatGPTWork」は、その枠を大きく超えてくるかもしれません。なんとPC内のフォルダ操作からWebアプリの公開まで、「作業そのもの」を直接代行してくれるようになったのです。今回は、この注目の新機能を使って「どこまで丸投げできるのか」を検証した結果をレポートします。
PC操作を自動化!「ChatGPTWork」でできること・できないこと
「ChatGPTWork」は、デスクトップアプリの全プランで順次利用可能になる機能です。最大の特徴は、ブラウザを介さずPC内のフォルダやファイルを直接操作できる点にあります。これまでは「コードを教えてもらう」ことがメインでしたが、これからは「PC内のファイル整理を自動化する」といった、より実践的な活用が可能になります。ただし、実際に使ってみると「万能」とは言い切れない側面も見えてきました。
実際にファイルを丸投げして試した3つの検証結果
今回、Windows11のPC内にフォルダを作成し、画像を整理・加工する実験を行いました。まずは「視覚レポートの作成」を依頼したところ、解析自体は始まったものの30分経過しても処理が終わらず停止。次に「画像への文字入れ」を試しましたが、20分以上経過した末にネットワークエラーで失敗するという結果に。一方で、不要な「画像の削除」については、たったの1分強であっさりと完了させました。つまり、情報の検索や単純なファイル操作は得意ですが、重い画像処理などはまだ発展途上だと言えそうです。
ChatGPTWorkとの賢い付き合い方
現時点では、複雑な作業を完全に自動化しようとすると、途中でつまずくこともあります。しかし、「PC内の特定のファイルを管理・操作できる」という事実は、今後の業務効率化において非常に強力な武器になります。最初は「ファイル整理」のような単純作業から任せていき、今後のアップデートを待つのが賢い付き合い方かもしれません。ChatGPTは「教えてくれる存在」から「一緒に作業してくれるパートナー」へと確実に進化しています。みなさんもぜひ、自分の環境でその実力を試してみてください。