【高校野球】智弁和歌山・川原一将が魅せた!父子二代の甲子園制覇と「魔曲」の絆
伝説の応援歌「ジョックロック」と共に。川原一将が劇的スクイズで全国制覇へ導く
夏の甲子園決勝、智弁和歌山と健大高崎の熱戦で、一つの歴史が刻まれました。1点を追う八回裏、1死二、三塁の絶好機で打席に立ったのは、遊撃手の川原一将選手。初球のスクイズ失敗で緊張が走る中、中谷監督からの「失敗してもいい。自信を持て」という言葉が背中を押しました。3球目、難しい低めの変化球を見事に投手前へ転がし、同点スクイズを成功。この一打が突破口となり、その後、チームは勝ち越しに成功し、優勝を掴み取りました。
幼少期から慣れ親しんだ「魔曲」が後押し、父から受け継いだ智弁の魂
川原選手にとって、智弁和歌山は幼稚園の頃から「行く」と決めていた憧れの場所でした。それもそのはず、父親の一剛さんは1994年の春、智弁和歌山の二塁手として優勝を果たしたレジェンドです。幼少期の練習中、父と一緒によく流していたのが、同校の代名詞である応援歌「ジョックロック」。八回のチャンスにも球場に響き渡っていたその「魔曲」は、まさに川原選手にとって身体に染み付いた勝利のメロディでした。試合後、「父からLINEで『頼むぞ』と言われていたので、最高の結果を出せてうれしい」と語り、親子二代での甲子園制覇という夢物語を見事に完結させました。