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遺志を背負い、有馬記念へ!「人の縁」で競馬界を支えた名物馬主の夢を叶たす

投稿日:2025年12月28日

12月24日(日)に開催される「有馬記念」。今年の注目馬、メイショウタバルは、宝塚記念を制覇し、ファンからの期待を一身に集めています。しかし、その誕生の裏には、競馬界に長年貢献し、今年8月に惜しくも他界された松本好雄オーナーの深い想いが込められています。

「ザ・ロイヤルファミリー」にもゆかりの地、競馬の聖地・日高

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」の舞台となった北海道・日高地方は、明治時代から馬の生産・育成が盛んな地域です。シンボリルドルフトウカイテイオーオグリキャップなど、数々の名馬を輩出し、現在も国内産の競走馬の約8割がここで生まれています。しかし、近年は経営難に陥る牧場も多く、ノーザンファームの台頭により、日高の再興が課題となっています。

「人がいて馬がいてそしてまた人がいる」松本好雄オーナーの信念

松本好雄オーナーは、1974年に馬主資格を取得し、メイショウサムソンメイショウマンボなど、多くの名馬を育ててきました。高額な血統の馬ではなく、日高の生産者との繋がりを大切にし、たとえ不人気な馬でもこつこつと買い続けてきました。その座右の銘は「人がいて馬がいてそしてまた人がいる」。

メイショウタバルと石橋調教師、繋がりの力

メイショウタバルの母、メイショウツバクロは、石橋守調教師が騎手時代に最後に勝利を挙げた愛馬でした。長年GI勝利に手が届かなかった石橋調教師にとって、タバルの宝塚記念制覇は待望の初タイトルとなりました。まさに、松本オーナーの「人の縁」を大切にする姿勢が形になったエピソードと言えるでしょう。

2千勝の偉業を達成直後に…オーナーの遺志を胸に

松本オーナーは、今年8月に中央競馬2千勝という史上初の快挙を達成しましたが、その直後にがんのため87歳で亡くなりました。生前、最も好きなレースは有馬記念だったと言われています。石橋調教師は、「有馬記念のパドックで一緒にいられたらな、という思いがある。オーナーの願いを感じて、良い状態で出すことだけを考えている」と、松本オーナーの遺志を継ぎ、タバルを最高の状態でレースに臨ませる決意を語っています。

メイショウタバルは、松本オーナーの想いを背負い、有馬記念の舞台に挑みます。日高の再興を夢見る競馬ファンにとっても、タバルの活躍は大きな希望となるでしょう。

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