「すぐに使える核」が増加中?81回目の原爆の日、池上彰が解説する世界の「危うい現状」
世界で「すぐに使える核兵器」が増加。一体何が起きているのか?
8月6日、広島は81回目の「原爆の日」を迎えました。被爆者が長年願い続けてきた「核兵器のない世界」ですが、残念ながら世界の現状は厳しい局面に立たされています。ジャーナリストの池上彰さんが、ニュース番組で解説した最新の核事情を見ていきましょう。スウェーデンの研究機関のデータによると、世界には現在1万2187発もの核弾頭が存在します。全体の数は前年よりわずかに減ったものの、驚くべきことに「すぐに実戦配備できる核弾頭」は100発も増加し、4012発に達しました。核兵器の数は減っても、いつでも撃てる状態の武器は増えているという、非常に矛盾した危険な状況にあるのです。
89歳の挑戦。被爆者・八幡照子さんが「英語」と「AI」で未来へ継ぐ、81年前の広島の記憶
8歳で見た「地獄」を自分の言葉で。英語学習を始めた理由
8月6日、広島に原子爆弾が投下されてから81年が経ちました。当時8歳で被爆し、現在89歳となる八幡照子さんは、今もなお自身の被爆体験を世界へ語り続けています。彼女が語る記憶は、あまりに凄惨です。「あおむけになってうめいている人。泣き続ける子ども。むせかえるやけどのにおい」。当時通っていた小学校の校庭が、2000体を超える遺体を焼く「火葬場」と化していた光景は、今も八幡さんの心に深く焼き付いています。そんな彼女が、80歳を前にして始めたのは「英語での語り」でした。通訳を介さず、自身の声と言葉で核兵器の残酷さを伝えたいという強い思いが、彼女を突き動かしています。
広島原爆の日に鳴り響く「長崎の鐘」―平和への願いを次世代へ
広島と長崎、時を超えて祈りを捧げる
8月6日、広島に原爆が投下された日、長崎市の平和公園では被爆者たちが「長崎の鐘」を鳴らし、犠牲者の冥福を祈りました。この活動は、被爆者らでつくる「長崎の鐘を鳴奏会」が毎年行っている大切な行事です。長崎で原爆が投下された時刻である午前11時2分に合わせ、約30名の会員たちが静かにロープを引き、5分間隔で計3回、平和への祈りを込めた鐘の音を響かせました。
広島原爆の日:過去最多121カ国が参列 「いつまで失望させるのか」平和への叫び
平和公園に5万人が集結 核兵器廃絶への強いメッセージ
広島は被爆から81年となる「原爆の日」を迎え、広島市の平和記念公園で平和記念式典が執り行われました。今年は過去最多となる121の国と地域から、およそ5万人が参列。核兵器のない世界の実現を願い、静かに祈りを捧げました。式典では、平和宣言を行った松井一実広島市長が、現在の国際情勢に対し「いったい、いつまで失望させ続けるのか」と、世界のリーダーたちへ強い言葉で行動を求めました。
【8月6日】広島原爆の日、長崎からも捧げられた祈り。被爆81年の重み
広島の悲劇を忘れない。長崎の地から届いた平和への願い
8月6日、広島は被爆から81回目となる「原爆の日」を迎えました。広島に原爆が投下された午前8時15分、遠く離れた長崎市の原爆落下中心地でも、多くの人が足を止め、静かに黙とうを捧げました。一発の原子爆弾によって、約14万人もの尊い命が奪われたあの日から81年。今、改めて平和の尊さが問われています。
宝塚市で響く平和への願い。広島原爆投下から81年、市民と市長が鐘を鳴らし追悼
平和の鐘に込められた「核なき世界」への祈り
8月6日、広島に原爆が投下されてから81年という節目の日、兵庫県宝塚市にある末広中央公園では、多くの市民が戦争と核兵器のない未来を願いました。公園内に設置された「平和の鐘」が、原爆投下時刻である午前8時15分に合わせて鳴らされ、静かな祈りが捧げられました。
「語り継ぐことで世界は変わる」会津若松市で平和を誓うつどいが開催
10代の高校生が訴える「平和への願い」
8月6日の「広島原爆の日」、福島県の会津若松市では核兵器廃絶を願う「平和祈念のつどい」が行われました。「核兵器廃絶平和都市」を宣言している同市では、毎年この時期に平和について考える時間を設けています。今年のつどいでは、昨年広島で平和学習を行った会津若松ザベリオ学園高校1年の室井楓さんが登壇。「たったひとつの声でも、語り継いでいくことで世界は変えていけると信じています」と力強くメッセージを送りました。次世代が自ら考え、行動しようとする姿勢は、会場に集まった人々の心に深く響きました。
【広島原爆の日】高岡市で響く「平和の鐘」―8月6日、次世代へつなぐ祈り
高岡市で平和を祈る―「平和の鐘」に込められた思い
8月6日、広島に原子爆弾が投下されてから79年(※注)を迎えました。広島の惨禍を忘れないため、そして核兵器のない未来を願うため、富山県高岡市の二上山では「平和の鐘」をつく追悼行事が行われました。午前8時15分、広島で原爆が投下された時刻に合わせて参加者が黙とうを捧げ、犠牲者へ深い哀悼の意を表しました。
広島原爆投下から81年。新潟市で犠牲者を追悼、次世代へつなぐ平和への誓い
午前8時15分、静寂のなかで捧げられた祈り
2026年8月6日、広島に原子爆弾が投下されてから81年という節目の日を迎えました。新潟市では、犠牲となった方々を追悼する式典が執り行われ、関係者や市民など約150人が参列しました。午前8時15分、広島の被爆時刻に合わせて会場は静寂に包まれ、参列者全員で深い祈りと黙とうが捧げられました。
【81回目の原爆忌】広島平和記念式典、猛暑の中での熱中症対策を徹底 おしぼり1万6000本配布
過酷な暑さの中で営まれた平和への祈り、広島市の万全な対策とは?
2024年8月6日、広島は81回目となる原爆忌を迎えました。広島市中区の平和記念公園では、犠牲者を悼む平和記念式典が厳かに執り行われましたが、この日の広島市は最高気温37度を記録する見込みの猛暑日。参列者や遺族らが祈りを捧げる中、市は昨年以上の熱中症対策を講じました。