将棋名人戦、永瀬拓矢九段と糸谷哲郎八段がプレーオフへ!藤井聡太名人への挑戦権争いは混戦
2月26日、静岡市で行われた第84期将棋名人戦・A級順位戦最終局で、藤井聡太名人への挑戦権を争う永瀬拓矢九段と糸谷哲郎八段が共に敗れ、7勝2敗で並びました。これにより、挑戦者決定戦は3月2日に東京都渋谷区の将棋会館で行われるプレーオフに持ち越されることになりました。
激戦制したA級順位戦とは?
A級順位戦は、将棋界トップ棋士10人による総当たりリーグ戦です。各棋士9局を指し、優勝者が名人挑戦権を獲得します。また、下位2名はB級1組へ降級するため、挑戦権だけでなく残留をかけた熱い戦いが繰り広げられます。その激しさから「将棋界の一番長い日」とも呼ばれています。
プレーオフへの道のり
永瀬拓矢九段が勝利すれば、2期連続での名人挑戦となります。一方、糸谷哲郎八段が勝利すれば、日本将棋連盟の常務理事が名人戦七番勝負に挑むという、40年ぶりの快挙が実現します。連盟の理事が名人挑戦者となるのは、1986年の大山康晴十五世名人以来のことです。
今期のA級順位戦に見られた異変
今期は、渡辺明九段が膝の怪我のため、2回戦以降を休場しました。これにより、9回戦で予定されていた千田翔太八段との対局は、千田八段の不戦勝となりました。
今後の注目点
3月2日に行われるプレーオフでは、永瀬九段と糸谷八段が、藤井聡太名人への挑戦権をかけて激突します。混戦のA級順位戦を制し、名人の座に挑むのは誰なのか。今後の展開から目が離せません。