衝撃的な変身!特殊メイクでマンガのキャラが現実世界に降臨
マンガの実写化作品で、その圧倒的なクオリティが話題になっているのが、特殊メイクです。もはやキャストが別人に見えるほどの変身を遂げ、原作ファンも納得の再現度で、作品の世界観をより一層深く体験させてくれます。今回は、近年話題となった実写化作品における驚きの特殊メイクを徹底解説!
黒島結菜が演じた連続殺人鬼「品川真珠」
2019年に放送されたドラマ『夏目アラタの結婚』では、黒島結菜さんが連続殺人鬼「品川真珠」を演じ、その衝撃的なビジュアルが話題となりました。逮捕時の太ったピエロのような風貌や、笑った際にのぞく空きっ歯など、原作の異様な雰囲気を忠実に再現。顔や体形、ピエロメイクのデザイン制作には約2か月も費やされたそうです。
特殊メイクには毎回3時間をかけ、黒島さんの本来の清純なイメージとはかけ離れた、猟奇的でありながらもどこか美しいピエロの姿が完成しました。特に、5か月かけて制作された特注マウスピースによる空きっ歯は、真珠の不気味さを際立たせる重要な要素となりました。本人も「しゃべりにくい」と感じるほどのこだわりが、役作りの深さを物語っています。
『キングダム』で見せた、規格外の存在感
古代中国の春秋戦国時代を舞台にした大人気マンガ『キングダム』の実写化映画シリーズでは、圧倒的なスケールでキャラクターたちが再現されています。秦王「エイ政」の命を狙う暗殺者「朱凶」を演じた深水元基さんは、特徴的な鼻筋まで再現した特殊メイクで、別人級の変身を遂げました。また、大猿のような怪物「ランカイ」は、約290cmという巨体を、特殊脚部装具やマッスルスーツ、そして徹底的にこだわった特殊メイクによって作り上げ、観客を驚かせました。
人工皮膚は撮影のたびに使い捨てにするなど、徹底したこだわりが光るランカイの完成度は、「普通に見ていて恐ろしい」「CGを使っていないことに驚いた」と、高い評価を得ています。
『ゴールデンカムイ』が実現した、原作へのリスペクト
明治時代の北海道を舞台にした金塊争奪戦を描く『ゴールデンカムイ』の実写化シリーズでは、特徴的なビジュアルのキャラクターが数多く登場します。陸軍第七師団の中尉「鶴見篤四郎」を演じる玉木宏さんは、日露戦争で負った目周りの傷跡や、大きな額当てなど、原作の雰囲気を忠実に再現。傷跡は、やけどや切り傷を治癒した後の状態にこだわってメイクされています。
また、柔道家の大男「牛山辰馬」を演じる勝矢さんは、額にある四角いコブや「ぎょうざ耳」など、特徴的な外見を特殊メイクで再現。細部に至るまでこだわり抜いたメイクは、「あんな人間として無理のある額のデザインなのに、実写でも自然で不思議だった」「牛山さんの耳がちゃんと餃子耳で、地味に感動した」と、原作ファンからも絶賛の声が上がっています。
これからも続く実写化シリーズでは、更なる特殊メイクの進化に期待が高まります。