2部降格でも156億円のプラス!サウサンプトン、移籍収益ランキング3位の秘訣
2025/26シーズンの移籍市場が閉幕し、各クラブの移籍収益が明らかになりました。今シーズンも多くのクラブが大型補強に動きましたが、その中でも移籍金による収益で目覚ましい結果を残したクラブがあります。今回は、データサイト『transfermarkt』を基に、夏と冬の移籍市場における各クラブの「純利益」ランキングをご紹介します。
サウサンプトン、降格しても揺るがない財政基盤
ランキング3位に輝いたのは、イングランドのサウサンプトンです。昨季プレミアリーグ史上最速での降格という苦境に立たされましたが、移籍市場で8700万ユーロ(約156.6億円)もの収益を上げました。
大規模な人員整理が奏功
サウサンプトンは、降格を受け、大規模な人員整理を実施。夏のマーケットでは、昨季プレミアリーグで活躍したマテウス・フェルナンデスやタイラー・ディブリング、アーロン・ラムズデールらの残留を確保しました。冬の移籍市場では、エースのアダム・アームストロングをウォルバーハンプトンに売却するなど、積極的な放出を行い、合計で1億4600万ユーロ(約262.8億円)の収入を得ました。
若手中心の補強とチームの成長
売却益を元に、サウサンプトンは20代前半の若手選手を中心に補強。夏のマーケットでは長期的な視点から有望株を集め、冬にはカナダ代表FWサイル・ラリンやイスラエル代表GKダニエル・ペレツといった即戦力を加えました。
新体制下での躍進、プレーオフ圏内も視野に
昨夏に発足したウィル・スティル体制は失敗に終わりましたが、現監督のトンダ・エカート体制下ではチームは徐々に調子を上げています。直近6試合で負けなしと好調を維持しており、冬のマーケットで加入した選手たちの活躍もあり、プレーオフ圏内でのフィニッシュも視野に入ってきました。
同じく降格したレスターは5700万ユーロ(約102.6億円)の売却に留まり、財政状況から移籍市場への投資ができていません。サウサンプトンの積極的な経営は、降格という苦境を乗り越え、将来への投資へと繋がっています。