にじさんじ運営会社ANYCOLOR、過去グッズ処分で約25億円の評価損!株価は一時15%減落
VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社が、2026年4月期第3四半期決算を発表しました。増収増益を達成した一方で、過去に販売したグッズの処分決定により、約25億円の評価損が発生。このニュースを受けて、同社株価は一時15%下落しています。
好調な決算内容も…
ANYCOLORの第3四半期決算は、売上高420億2000万円(前年同期比45.4%増)、営業利益169億900万円(同54.2%増)と、大幅な増収増益を記録しました。VTuberの数は172人となり、ANYCOLORIDの登録者数も194万4千IDと、前年同期比で25.5%増加しています。
特に、コマース(グッズ販売)やイベントが好調で、VTuberユニットの周年施策、季節性施策、ライブ関連グッズなどが強い需要を生み出しました。通期業績予想も上方修正されており、引き続き成長が見込まれています。
過去グッズの処分による損失
しかし、今回の決算では、過去に販売したグッズの在庫処分に伴う評価損が計上されました。具体的には、数年前に開催されたイベントで販売した商品など、製造から時間が経過したものが中心です。第3四半期に9.7億円の評価損が計上され、第4四半期にも15億円程度の評価損が発生する可能性があると発表されています。
この評価損により、利益面では当初の予想を下回る見込みとなりました。ANYCOLORは、評価基準の内容について現在精査を行っている段階です。
株価への影響
このニュースを受けて、ANYCOLORの株式は12日の終値で前日比15.5%下落しました。好調な決算内容とは対照的に、過去グッズの処分による損失が投資家の懸念を招いた形です。
修正後の通期業績予想
修正後の通期業績予想は以下の通りです。
- 売上高:547億3000万円~556億3000万円
- 営業利益:198億200万円~203億5900万円
- 経常利益:198億4000万円~203億7500万円
- 当期純利益:140億1500万円~143億8700万円
いずれも前期比では大幅な成長が見込まれていますが、評価損の影響を考慮すると、当初の期待には届かない可能性があります。
今後のANYCOLORの動向に注目が集まります。