アニメ監督・芝山努さん、肺がんのため84歳で逝去『ドラえもん』『ど根性ガエル』など数々の名作を手掛けた
アニメ業界に長きにわたり貢献してきた芝山努監督が、3月6日、肺がんのため84歳で逝去されました。アニメ制作会社亜細亜堂が公式サイトで発表しました。
国民的アニメを牽引した稀代のヒットメーカー
芝山努監督は、1941年に東京・浅草で生まれ、東映動画(現東映アニメーション)に入社後、アニメーターとしてキャリアをスタート。その後、Aプロダクション(現シンエイ動画)を経て、1978年には小林治氏と共に亜細亜堂を設立しました。
『ど根性ガエル』、『ガンバの冒険』、『元祖天才バカボン』、『まんが日本昔ばなし』など、数々の人気アニメで作画監督や演出、レイアウトを担当。1980年からは『ドラえもん』に参加し、映画版では22作品を監督、テレビシリーズでも22年にわたりチーフディレクターを務めるなど、『ドラえもん』の世界観を築き上げました。
数々の受賞歴と功績
『ドラえもん』シリーズでは、1999年に「第53回毎日映画コンクールアニメーション映画賞」を『ドラえもんのび太の南海大冒険』で受賞。2012年には「平成24年度文化庁映画賞映画功労部門」、2018年には「東京アニメアワード2018功労部門」を受賞するなど、その功績は高く評価されています。
『ちびまる子ちゃん』、『忍たま乱太郎』など、長寿アニメシリーズの監督や総監督も務め、日本のアニメーション界に多大な影響を与えました。芝山努監督が生み出した作品は、世代を超えて愛され続けています。
葬儀は近親者のみで執り行われ、お別れの会を予定
芝山努監督の葬儀は、遺族の意向により近親者のみで執り行われました。ご供花、ご香典、ご弔問等は辞退されていますが、後日「お別れの会」を催す予定とのことです。日時や場所などの詳細は、改めて発表される予定です。