一足早い田植え開始!燃料費高騰でコメ価格への影響は?
春分の日の今日、千葉県いすみ市で、極早生米「五百川」の田植えが始まりました。しかし、その背景にはイラン情勢の悪化による燃料費の高騰という、農業現場が直面する厳しい現実があります。
イラン情勢が日本の食卓に?燃料費高騰で稲作コストが急増
田植えが行われたのは、いすみ市新田野ファームの広大な160ヘクタールの田んぼ。長さ15センチほどの苗が、春の陽光の下で力強く育っています。今回植えられているのは、短期間で収穫できる極早生品種「五百川」です。品質を保ちつつ、いち早く収穫できるため、需要が高まっています。
しかし、今年の稲作は、例年とは状況が異なります。イラン情勢の悪化に伴い、ガソリン価格が高騰。新田野ファームでは、稲作にかかる燃料費が例年の300万円から450万円にまで膨れ上がると予想されています。
農家の声「値上げを認めてもらわないと…」
新田野ファームの藤平正一社長は、「人件費や資材費に加えて、燃料費が上がっています。多少は皆さん(消費者に)値上げを認めてもらわないと」と、苦しい胸の内を明かしました。燃料費の高騰は、最終的にコメの価格に影響を及ぼす可能性があり、消費者の家計にも影響を与えるかもしれません。
7月下旬に収穫へ期待と不安が入り混じる春
「五百川」の収穫は7月下旬を予定しており、収穫量は1200トンを見込んでいます。春の訪れを告げる田植えの風景は、希望に満ち溢れていますが、同時に、燃料費高騰という厳しい現実が、農業を支える人々の肩に重くのしかかっています。
今後のイラン情勢の推移や、コメの価格への影響に注目が集まります。