熊本工、大阪桐蔭との激戦を振り返る!田島監督「大チャンスだった…」悔しさと未来への展望
春の甲子園、選抜高校野球大会は24日、1回戦最後の試合で熊本工が大阪桐蔭に0-4で敗れ、19年ぶりの勝利はなりませんでした。試合後、熊本工の田島圭介監督は、「力負けだった」と潔く認めつつも、選手たちの成長と今後の課題について語りました。
大阪桐蔭・川本投手の球速と変化に苦戦
田島監督は、大阪桐蔭の先発・川本投手の投球について「想像以上に球が来ていました」と語りました。特に、身長192cmの高身長から放たれる140km/hの速球は、打者にとって非常に捉えにくかったようです。「高めは打てないかなと思っていましたので、ベルトより下というところで練習では徹底していたんですけど、いざ本番になったら高いボールに手を出してしまったのかな」
川本投手の独特なリリースポイントも、熊本工打線にとって攻略の難易度を上げた要因のようです。「普通のピッチャーの140キロとリリースの高いところからの140キロはちょっと感覚的には違ったのかな」と分析し、「140球を超えても球は伸びていたので、ナイスピッチング」と相手投手を称賛しました。
先発・堤投手の好投と攻撃の課題
熊本工の先発・堤大輔投手とキャッチャー・中村凌のバッテリーは、七回まで互角の戦いを繰り広げました。田島監督は「堤と中村の引き出しを非常に私も楽しみにしていた。七回までは彼のいいところを存分に出してくれた」と、両選手の活躍を高く評価しました。
攻撃面では、七回1死三塁のチャンスを逃したことが悔しさを残しました。「あそこで追いついていたら、一つ展開、流れが(違った)」と振り返り、この場面が試合の分水嶺になったことを示唆しました。
古豪から強豪へ、そして未来への決意
熊本工は、今回の甲子園出場で、古豪から強豪へと近づいたと言えるかもしれません。しかし、田島監督は「大チャンスだったんですけどね。甲子園に出ることじゃなくて、こういった相手に勝ち切る(ことが大事)」と、勝利への強い思いを語りました。「負けたら何も残らないぞ」という言葉に込められた想いと、「すごく悔しい」という率直な感情が、今後の更なる成長への原動力となるでしょう。