JR特急「ひだ」運転士が居眠り運転!名古屋駅で緊急停止、原因は23秒間の眠気
28日に発生したJR特急「ひだ」10号の緊急停止事故。その原因が、運転士の居眠り運転だったことがJR東海から発表されました。名古屋駅に進入する際、制限速度を大幅に超過し、保安装置が作動しての緊急停車でした。
事故の概要:時速71キロで進入、100m手前で緊急停止
高山発名古屋行きの特急「ひだ」10号は、28日午後3時5分頃、名古屋駅に進入する際、時速55キロ以内の減速義務があるにも関わらず、時速71キロという速度で進入してしまいました。幸いにも保安装置が作動し、駅の手前約100メートルの地点で非常ブレーキが作動。約180名の乗客に怪我はありませんでしたが、駅には11分遅れて到着しました。
運転士の証言と調査結果:23秒間の居眠り
51歳の男性運転士は、社内調査に対し「直前まで眠気はなかった。保安装置のチャイムが鳴動して気がついた」と証言。運転記録の分析から、約23秒間の居眠り運転だったと推定されています。この運転士は、事故発生前に計9本の列車を運転する予定で、今回の居眠り運転は2本目の列車での出来事でした。JR東海は、運転士の勤務状況や健康状態に問題はなかったとしています。
JR東海からの謝罪と再発防止策
JR東海は、「ご迷惑をかけ、おわび申し上げます。指導を徹底して再発防止に努めたい」と謝罪の言葉を述べました。発表が29日となった理由については、「聞き取りや社内調査、確認に時間をかけたため」と説明しています。今回の事故を受け、JR東海は運転士の健康管理や勤務体制の見直しを検討していくものとみられます。
今回の事故は、鉄道の安全運行における運転士の健康管理の重要性を改めて浮き彫りにしました。JR東海は、今回の教訓を活かし、より安全な運行体制を構築していくことが求められます。