名鉄百貨店本店、71年の歴史に幕 「ありがとう」の声に包まれて最終営業日
名古屋駅前の顔として親しまれてきた名鉄百貨店本店が、2月28日に71年の歴史に幕を閉じました。開店前から多くの買い物客が訪れ、感謝と名残惜しみの気持ちで最後の営業日を迎えました。
最終日の様子:笑顔と感謝に包まれた一日
最終日には、開店前に従業員による最後の全店朝礼が行われました。犬塚篤史本店長は、従業員一人ひとりの努力に感謝し、「最後の一日は、71年分の感謝を胸に、お客さまや仲間と笑顔で楽しく心に残る時間にしたい」と呼びかけました。
開店時には、先着2000人にガーベラ1輪がプレゼントされ、犬塚本店長らが「ゆっくりお過ごしください」と声をかけ、来店客を温かく迎えました。館内は多くの買い物客で賑わい、思い出を写真に収めたり、お土産を探したりと、それぞれの方法で名鉄百貨店との別れを惜しんでいました。
ナナちゃんへの想いと閉店企画
昨年11月から開催されていた「71年分の歴史展」では、名鉄百貨店のシンボルであるナナちゃんのレプリカとの記念撮影や、メッセージカードの記入コーナーが人気を集めました。来店客は、ナナちゃんへの愛や感謝のメッセージを綴り、名鉄百貨店との思い出を共有しました。
また、閉店号外の配布や従業員の声による館内放送、来店客参加型のトークライブなど、様々な閉店企画が展開され、名鉄百貨店の歴史を振り返り、感謝の気持ちを伝える一日となりました。
最後のシャッターと今後の展望
19時10分からは正面玄関で閉店セレモニーが行われ、石川仁志社長は利用客や関係者に謝意を示し、「本日をもって名鉄百貨店本店の営業を終了する。皆さん、またお会いしましょう。ありがとうございました」と挨拶しました。拍手と「ありがとう」の声に包まれながら、最後のシャッターが下り、71年の歴史に幕が閉じられました。
名鉄百貨店は、今後もオンラインストアや他の店舗での営業を継続していく予定です。名鉄百貨店の新たな展開にご期待ください。