DDT樋口和貞、引退セレモニー直前最後の告白「リングへ上がるべきではないというのが正解」
3月23日に現役引退を発表したDDTプロレスの樋口和貞選手。4月5日の後楽園ホールでの引退セレモニーを前に、最後の告白を週刊プロレスに語りました。首の負傷が原因での引退という衝撃的な発表から、その内面を深く掘り下げたインタビュー内容をお届けします。
引退発表からセレモニーまで…複雑な心境
樋口選手は、引退発表後のSNSでの反応について「引退は残念だけど、怪我が見つかってよかった」という声が多いことに安堵している様子。しかし、同時に「他人事のような感覚」で、現実味が湧かないと語ります。1月12日の品川大会がラストマッチとなったものの、その時点ではまだ引退を想定していなかったとのこと。
医師からの宣告、そして決断
1月12日の試合後、精密検査の結果、第一・第二頸椎の亜脱臼が見つかり、医師からプロレス続行を断念するよう宣告されました。樋口選手は、自身のプロレスができなくなった時点で、潔くリングを去るという強い意志を持っており、すぐに引退を決意。「自分のプロレスができないなら、それはもうリングへ上がるべきではないというのが、自分の中の正解」と語りました。
DDTへの想い、そして未来へ
引退発表からセレモニーまでの間、周囲への報告は慎重に行い、DDT29周年大会やDGENERATIONSCUPといったイベントに集中。3月11日の新宿FACEでは、親しい選手たちに引退を報告し、ハリマオのメンバーと共にKO-D6人タッグ挑戦を表明しました。樋口選手は、自身の出番がないハリマオのラストマッチについても、メンバーの意志を尊重し、エプロンから見守ることを決めています。
相撲時代からプロレスラーへ…波乱万丈な11年4ヶ月
樋口選手は、相撲からプロレスの世界へ飛び込んだ自身のキャリアを振り返り、「ジェットコースターに乗っていたよう」と表現。KO-D無差別級王座戴冠時の喜びや、怪我との闘い、そしてDDTへの愛情を語りました。両国国技館での結びの一番に立てなかったことについては、「自分らしい」と笑い飛ばし、DDTのストーリーを面白がっています。
「報われた」という感謝の言葉
樋口選手は、DDTで過ごした11年4ヶ月について、「メチャメチャ報われた」と感謝の言葉を述べました。プロレスラーになるという夢を叶え、多くのファンに応援してもらったことへの感謝の気持ちを伝えています。引退後も、DDTの歴史に自身の名前が刻まれることを誇りに思っています。
樋口和貞選手の引退セレモニーは、4月5日後楽園ホールで開催されます。彼のプロレス人生を締めくくる、感動的なセレモニーとなることでしょう。