連敗中のアビスパ福岡、昨季の勝利再現で勢いを取り戻せるか?|J1百年構想リーグ神戸戦プレビュー
2連敗で苦しむアビスパ福岡が、J1百年構想リーグ第4節のヴィッセル神戸戦(27日・ノエビアスタジアム神戸)で反撃の狼煙を上げることを目指します。昨季アウェー神戸戦での劇的な勝利を再現し、チームに自信を取り戻すことが、今後の巻き返しに不可欠です。
昨季アウェー神戸戦の再現なるか?
昨季、開幕3連敗後、アウェー神戸戦で掴んだ初勝利は、福岡の勢いを加速させるきっかけとなりました。MF見木友哉選手は「昨季も第4節で勝って首位まで行った。一つの勝利で自信が生まれるかもしれない」と、勝利の重要性を強調します。当時、見木選手のパスが相手選手に当たってオウンゴールを誘発し、福岡に勝利をもたらしました。この再現が、チームに新たな活力を与えるかもしれません。
堅守復活と「前」への意識が勝利への鍵
しかし、現状の福岡は課題を抱えています。開幕3試合で計5失点を喫しており、暫定的に指揮を執る塚原真也監督も「アビスパのベースである守備がちょっと緩くなりすぎている」と課題を指摘します。前線と守備ラインの連携不足が露呈しており、ハイプレスと堅守のバランスが求められています。塚原監督は「無失点の時間をいかに伸ばすか。その中でうちの鋭い攻撃を出すか」と、守備の安定を最優先に考えています。
攻撃陣の課題と打開策
攻撃面では、3試合でわずか1得点と苦戦しています。MF名古新太郎選手は「クロスを含めてシュートまで行く数が少ない」と課題を指摘。1試合平均の枠内シュート数はリーグワーストタイの1.7と、決定力不足が顕著です。「前向きに全員の目線をそろえてというところはやっていきたい。ボールを保持することもだけど、まずはゴール。できるだけ『前に』というところは意識したい」と、攻撃陣は意識改革に取り組んでいます。
強豪神戸との激突
対戦相手の神戸は、負傷者や出場停止選手が相次いでいますが、選手層はリーグ屈指。元日本代表のFW武藤嘉紀選手らの活躍に期待がかかります。塚原監督は「相手のことも非常に大事なんですけど、もう一回、自分たちのアビスパらしさを取り戻す」と、自チームに焦点を当てた戦い方を強調しています。福岡は、強豪神戸を相手に、アビスパらしい粘り強い戦いを見せ、勝利を掴み取れるでしょうか。