ピストンズ、60勝チームのプライドが試される!崖っぷちの状況から巻き返しなるか
NBAプレーオフ、東地区1回戦。60勝を挙げたピストンズが、まさかの1勝3敗と崖っぷちに立たされています。第4戦は94-88でマジックが勝利し、ピストンズはシリーズ敗退まであと1歩となりました。一体何がピストンズに起きているのでしょうか?
ロースコアの激戦を制したマジック
第4戦は、両チーム合わせて3ポイントシュート成功率23%と、近年のNBAでは珍しいほどのロースコアな展開となりました。フィジカルな肉弾戦の中で、マジックのデスモンド・ベインが劇的なディープスリーを成功させ、チームを勝利に導きました。ベインは、グリズリーズ時代の元チームメートであるジャ・モラントとジャレン・ジャクソンJr.の祝福を受け、喜びを分かち合いました。
プレーイン・トーナメントを勝ち抜いてきたマジックは、東の脅威としての実力を増しています。堅実なディフェンスと勝負強さ、そして運も味方につけ、上位シードのピストンズを苦しめています。
カニングハムのターンオーバーが命取り
ピストンズは、アイザイア・スチュワートの活躍などでゴール下の攻防では優勢でしたが、ターンオーバーの多さが致命的でした。特に、エースのケイド・カニングハムは、25得点9リバウンド6アシストと活躍する一方で、8ターンオーバーを記録。直近3試合では合計24ターンオーバーと、1977年以降のプレーオフで3試合連続の最多記録を更新してしまいました。
カニングハム自身も「今の僕らのプレーでは勝てない。このリーグはそんなに甘くない」と、自身のミスを認めざるを得ませんでした。ターンオーバーが多発し、マジックにリバウンドを許すなど、ピストンズは本来の力を発揮できていません。
過去の例から見るピストンズの運命
過去に60勝以上を挙げながら、プレーオフ1回戦で1勝3敗と追い込まれたチームは、2007年のマーベリックスと2011年のスパーズの2チームしかありません。しかし、どちらのチームも逆転突破を果たすことはできませんでした。
ピストンズがこの呪縛を解くためには、第5戦でまず1勝を挙げ、流れを引き戻すしかありません。ヘッドコーチのJ.B.ビッカースタッフは「我々は屈しない。ホームでパンチを繰り出す」と強気な姿勢を崩していませんが、フィジカルな守備で自信を深めているマジックを崩すのは容易ではありません。
第8シードによる下克上まで、あと1勝。ピストンズのプライドを懸けた戦いは、崖っぷちのホーム戦へと続きます。