DeNA山﨑康晃、"小さな大魔神"復活へ!フォーム改造&新球種習得で出力向上、覚悟の変革に迫る
DeNAベイスターズのクローザー、山﨑康晃選手(35)が、かつての輝きを取り戻すべく、大胆な変革に挑んでいます。直近2年間でわずか5セーブに終わった苦しい時期を乗り越え、キャンプ期間中から最新鋭の機器を活用し、自身の投球フォームと球種にメスを入れました。その背景には、「一番変わったのは覚悟」と語る、強い決意がありました。
約15kg減量でシャープな肉体へ
一時期よりも約15kgも体重を落とした山﨑選手。顔つきもシャープになり、その変化は一目瞭然です。かつて“小さな大魔神”と呼ばれ、2015年のルーキーイヤーからDeNAのクローザーとして活躍し、23年までに227セーブを積み上げた実力派投手が、再びその名を轟かせるための準備を進めています。
ツーサイドピッチングからの脱却とインステップの修正
山﨑選手が手を付けたのは、自身の投球フォームの根幹とも言えるツーサイドピッチングからの脱却と、特徴的なインステップの修正です。長年培ってきた投球フォームにメスを入れることへの「怖さ」も認めつつも、「それ以上に今以上のものを追い求めていくことに前向きに捉えています」と、自身の殻を破る決意を語りました。
右打者の方向へと踏み出すインステップを修正。わずか数センチの変更ですが、その効果は絶大で、「骨盤の回旋が変わるので物理的にも感覚的にも変わります。出力も出てきていますし、なんでもっと早くやらなかったんだろうって感じです」と、手応えを語っています。
新たな武器、スライダーの習得
さらに、山﨑選手は第3の球種としてスライダーの習得にも着手しました。これまで4シームと2シームの2種類の球種を主体としてきた山﨑選手ですが、現代野球においてバッターを翻弄するためには、球種の変化が不可欠だと考えたようです。
「もう今は文明の利器で色々出てきてしまいますから。ツーサイドピッチングではなく、バッターが的を絞りにくくなる投球スタイルが課題になってきます。そういった意味でスライダーがマストになってくる」と語り、新たな武器の習得に意欲を見せています。
復活への道のり、期待が高まる
スライダーの習得により、空振りを奪う確率も上がり、ツーサイドピッチングからの変化をより効果的に活かせる可能性が広がっています。「空振りも取れていますしね。ほどけているとバッターもスイングのキャンセルが効いて止まりますけど。スライダーがあると次のボールも活きてくるので、幅が広がってツーサイドピッチから向け出せると思います」と、自信を覗かせています。
山﨑康晃選手の覚悟と努力が実を結び、再び“小さな大魔神”がマウンドで輝く日も近いかもしれません。26年シーズン、その復活に期待が高まります。