「額縁さん実は優しい人」話題の4コマ漫画『額縁頭』、作者・ほしもりさんに徹底インタビュー!
SNSで話題沸騰!プライド高い額縁と可愛い子どもの交流を描いた4コマ漫画『額縁頭』。作者のほしもりさんに、作品の誕生秘話から今後の展望まで、たっぷりと語っていただきました。
『額縁頭』とは?衝撃のストーリーをチェック!
X(旧Twitter)で11月9日に投稿された『額縁頭』は、「俺の顔は名画しか受け付けていねぇんだ」と高飛車な態度をとる額縁と、「いつも見守ってくれているお礼」として描いた絵をプレゼントする子どもの心温まる交流を描いた作品です。ツンデレな額縁のギャップに、「額縁さん実は優しい人」「だんだんとデレていくの好き」など、多くの反響が寄せられています。
作品を読んだ人からは「これは価値のある作品」というコメントも!ぜひ一度、読んでみてください。
作者・ほしもりさんに聞く!『額縁頭』の裏側
――『額縁頭』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
元々彼の観測は続けておりましたが、今回デザインフェスタというイベントに参加することとなり、額縁頭である彼にスポットライトが当たる機会が訪れました。せっかくの機会であればと、この作品を制作した次第です。デザインフェスタは、人間のみならず、様々な存在が訪れる興味深いイベントです。私は次回の参加予定はございませんが、ご興味があればぜひ足を運んでみてください。
こだわりのポイントは?感情の変化に注目!
――本作では、額縁頭のツンデレ具合とその後(展示販売予定であったが、あるべき場所を見つけたため販売を取りやめる運びになったこと)が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
本作に限った話ではありませんが、私の作品は“彼らの紹介”に近いものだと考えています。ただ文字を並べるだけ、絵を見せるだけでは、その存在は読み手の中に深く残りません。そこで、彼らの“山場”を提示することで興味を持っていただき、感情を動かし、記憶に残る作品となるよう努めています。これが、私の作品の仕組みです。今回の作品で注目していただきたいのは、彼の感情の変化です。
彼にとって名画とは、誰もが知るような有名絵画を指していました。しかし、今回、彼はその価値観を揺るがされ、“子どもがコピー用紙にクレヨンで描いた絵”を選びます。その変化をぜひ感じていただきたいと思います。デザインフェスタでは、彼を含むいくつかの額縁頭を展示・販売する予定でした。それは彼らにとって新しい場所を探す旅の一環でもありました。しかし、彼は既に“頭に入れるべき絵”と“いるべき場所”を見つけたようです。そのため、展示は行いますが販売は取りやめとなりました。
今後の展望は?世界へ羽ばたく!?
――今後の展望や目標をお教えください。
2025年は、私がイラストレーターや漫画家として本格的に活動を開始した年です。Vtuber様の姿の仕立て、漫画の書籍化、企業様とのコラボレーション……初年度としては過分なほど、多くの経験をさせていただきました。今後は、それらをさらに越えていきます。東京でのポップアップストアに続き、身近な街の中へ、皆様のスマートフォンの中へ、普段触れている物の中へ。そして、日本のみならず世界へと、彼らはより日常へ溶け込んでまいります。どうか見守っていただければ幸いです。
ほしもりさんの作品は、SNSで気軽に楽しめるだけでなく、心に深く残る魅力があります。今後の活躍にも目が離せません!
作品の最新情報は、作者のX(旧Twitter)をチェック!
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