12月28日（日）に中山競馬場で開催されるGⅠ有馬記念の枠順抽選会が25日に行われ、シンエンペラーが1枠2番を引き当てました。主戦の坂井瑠星騎手が別のレース（兵庫ゴールドT）での騎乗のため、抽選に臨んだ矢作芳人調教師は、その結果にガッツポーズ！

抽選会の様子と矢作調教師のコメント

抽選に臨む際、矢作調教師は坂井騎手からの指示を明かし、「瑠星から2、4、6、8と言付かってきました」と語りました。また、直前で外枠が相次いで決まったことについては、「友道くん（アドマイヤテラ）や堀くん（タスティエーラ）のおかげでとっても気楽に引けます」と笑顔を見せました。

そして、抽選の結果「2」の馬番が発表されると、力強く両こぶしを握り、「瑠星が引いたと思います」と喜びを分かち合いました。さらに、「ジャパンCを1度使って良くなっていますし、ウチの優秀なスタッフたちが間違いなくベストの状態に仕上げてくれると信じています」と、チーム矢作での勝利への意欲を語りました。

好枠を引き当てたシンエンペラーの展望

イベント後、取材に応じた矢作師は、「誰が見てもいい枠です」と改めて喜びを表現。「勝ち切るためには運が必要。そういう意味で第1弾の運があったということ」と、勝利の女神からの後押しを強調しました。また、坂井騎手からはすぐにガッツポーズの動画が送られてきたことを明かし、「万全の状態に仕上げるだけです」と、残りの3日間でシンエンペラーの調整に全力を注ぐことを誓いました。

シンエンペラーは、今回の好枠を活かして、有馬記念での勝利を目指します。競馬ファンは、その走りを見逃せません！