「フライドポテト発祥の地」で何が起きた?ベルギーでジャガイモが「価格ゼロ」に
豊作すぎて買い手なし?ベルギーで起きている異例の事態
フライドポテトが大好きな皆さんに衝撃のニュースです。「ポテト王国」として知られるベルギーで、なんとフライドポテト用のジャガイモが「価格ゼロ」になるという前代未聞の事態が発生しています。街中の専門店で揚げたてのポテトを楽しむ光景はベルギーの象徴ですが、今、その裏側で深刻な供給過剰が起きているのです。
欧州全域での豊作と、迫りくる「輸出の壁」
なぜここまでジャガイモが余っているのでしょうか。大きな理由は、ベルギーを含む欧州4カ国(オランダ、ドイツ、フランスなど)でジャガイモが過去最高レベルの豊作になったこと。需要を遥かに上回る量が市場にあふれてしまい、行き場を失ったジャガイモは、なんと畑にそのまま廃棄されるケースも出ているそうです。さらに、米国の関税問題や中国・インドといった新興国の台頭、世界的な健康志向の高まりなど、産業を取り巻く環境の変化も追い打ちをかけています。
業界団体は冷静だが、転換期を迎えたフライドポテト文化
「業界全体が危機というわけではない」と語るのは、ベルギーの加工業者団体「ベルガポム」のCEO。加工用の多くは事前に契約しているため、今回の「価格ゼロ」は主に契約外の余剰分が中心とのこと。とはいえ、ドイツでは余ったジャガイモを無料で配布するなど、世界的な食の供給バランスが揺らいでいるのは間違いありません。私たちが普段何気なく食べているフライドポテトですが、これからはグローバルな視点での変化が求められる時期に来ているのかもしれませんね。今回のニュースの詳細は、