なぜ日本代表はオランダに追いつけたのか?最強ファンダイクを困惑させた「密かな戦略」と遠藤航の熱いメッセージ
負傷離脱した主将・遠藤航からの「ビデオメッセージ」がチームを覚醒させた
北中米W杯のグループステージ、強豪オランダ相手に2-2のドローに持ち込んだ日本代表。2度のリードを許す苦しい展開でも、選手たちは決して諦めませんでした。その心の支えとなっていたのが、直前に負傷で無念の離脱となった遠藤航からのビデオメッセージです。チームメイトに直接挨拶できないままキャンプを去ったキャプテンは、動画の中で「自分のために戦え。この26人に入った自分に自信を持って戦え」と熱く語りかけました。この言葉が選手たちの士気を一段階引き上げ、ピッチの上で戦う日本代表の背中を力強く押したのです。
渡辺剛が明かした「世界最強DFファンダイク」を惑わせた工夫とは?
この試合、日本代表がオランダを苦しめた裏には、渡辺剛の存在と、ある「戦術的な工夫」がありました。きっかけは3月のイングランド戦で、相手の空中戦に苦戦した経験です。渡辺はこの時の感覚をコーチングスタッフと徹底的に共有し、改善策を練り上げました。その結果、試合では「普段とは異なる守備の工夫」を実践。結果として、世界最強DFと名高いファンダイクが「かなりやりづらそうにしていた」というほど、オランダ守備陣を惑わせることに成功しました。自ら意見を求め、チームのために責任を持って発信する渡辺のプロ意識が、大国相手の勝ち点獲得という大きな成果を生んだのです。
「絶望しない」今の日本代表が持つメンタリティの変化
かつての日本代表であれば、強豪相手に先制された時点でゲームが崩れてしまうこともありましたが、今の代表は違います。渡辺が「今は全然大丈夫だという認識がみんなにある」と語る通り、選手たちのメンタリティには大きな変化が生まれています。伊東純也や冨安健洋といった交代選手が的確に流れを変えるチーム力と、どんな逆境でも跳ね返す自信が、今の日本代表の最大の武器といえるでしょう。強豪オランダをも追い詰めた日本代表のさらなる躍進に、今後も目が離せません。
※本記事の詳細や、現地記者による密着レポートの続きは、ぜひ