「口のネバつき」は危険信号!夏こそ要注意のドライマウス対策とリスク
意外と知らない「夏ドライマウス」の正体とは?
ジメジメと蒸し暑い今の時期、実は「口の乾燥」に悩む人が急増しているのをご存知ですか?「なんだか口がネバつく」「口臭が気になる」といった症状があれば、それは『ドライマウス』のサインかもしれません。ドライマウスとは、口の中の唾液分泌が減り、慢性的に乾燥した状態のこと。日本国内では予備軍を含めると約3000万人もの人が抱えている可能性があると言われており、決して他人事ではない身近なトラブルなのです。
なぜ湿度の高い夏に口が乾燥するのか?
乾燥しやすい冬なら分かりますが、なぜ夏に口が乾くのでしょうか。その原因は、私たちが普段何気なく行っている夏特有の行動にあります。例えば、エアコンによる室内の乾燥や、汗をかいて体内の水分が不足することで唾液の生成が追いつかなくなるケースです。さらに、暑いからといって冷たいものばかり飲んだり、噛む回数が減る麺類中心の食事になったりすることも、唾液腺を刺激できず分泌量を減らす大きな原因になります。
放っておくと怖い!ドライマウスが招く健康リスク
単なる「口の乾き」と軽く考えてはいけません。唾液には、口の中を清潔に保つ「抗菌作用」や、虫歯を防ぐ役割、消化を助ける役割など、私たちの健康を守るための重要な機能がたくさんあります。これが不足すると、口臭が強くなるだけでなく、虫歯や歯周病の悪化、味覚障害を引き起こすことも。さらに、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、高齢者だけではなく幅広い世代で注意が必要な「誤嚥(ごえん)性肺炎」のリスクさえ高まってしまいます。
今日からできる!歯科医が教える予防の秘訣
「むしが歯科」の虫賀雄一郎院長によると、ドライマウス対策の鍵は「噛むこと」にあるといいます。よく噛んで食べることは、唾液腺を刺激するポンプのような役割を果たし、筋力の低下も防いでくれます。意識的に食事の回数を噛むことはもちろん、こまめな水分補給を心がけ、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識することも大切です。「最近、口の中がスッキリしないな」と感じたら、まずは日々の食事でしっかり噛むことから始めてみませんか?
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