富士山で救助相次ぐ…99歳も遭難!「災害級の暑さ」と高低差に潜むリスクとは
本格的な夏山シーズン到来!富士山の「災害級の暑さ」と寒暖差に注意
2024年の夏、全国的に猛威を振るう「災害級の暑さ」の中、富士山には多くの登山客が押し寄せています。しかし、その裏では高齢登山者の遭難や救助が相次ぐという深刻な事態が発生しています。山麓は猛暑でも、標高が上がるにつれて気温は急激に低下します。5合目と山頂では昼間で約9度、夜間には13度近くもの気温差があり、山頂付近では真夏でも気温が10度を下回ることも珍しくありません。「暑いから」と軽装で登り始めると、低体温症などのリスクが高まります。防寒着の準備や、自分の体力に合わせた計画的な登山が不可欠です。
「99歳も救助」…増え続ける高齢者の山岳遭難と命を守るための心得
警察庁のデータによると、山岳遭難者の約半数は60歳以上が占めており、特に80代の遭難者数は5年前と比較して約1.4倍に増加しています。最近では、17日に99歳の女性が転倒して救助されるなど、高齢者の体力限界を超えた登山が大きな問題となっています。自身も60代から登山を始め、11回の登頂経験を持つ81歳の男性は、「自分の体力じゃダメだと思ったら、勇気を持って引き返すことが大切」と語ります。無理な挑戦は命取りになります。富士山登山を計画する際は、事前の入山チェックはもちろん、十分な装備と水分・塩分の補給、そして「いつでも引き返す」という冷静な判断が、楽しい思い出を守る唯一の手段となります。
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