【甲子園】遊学館が11年ぶりの大舞台で奮闘!石坂和享の魂の好投とナインの絆に感動の声
序盤の劣勢を覆す猛追!背番号1の石坂和享が見せた「5回被安打1」の快投
第108回全国高校野球選手権大会の第4日目、11年ぶりに甲子園の土を踏んだ石川県代表・遊学館が青森山田との接戦に挑みました。序盤に6点のリードを許す苦しい展開となりましたが、そこからチーム一丸となった反撃が始まります。四回に相原陽斗選手や高磯空汰選手の適時打などで一挙4得点。さらに試合の流れを劇的に変えたのが、四回からマウンドに上がったエース・石坂和享投手(3年)でした。
「自分を信じ、仲間を信じる」敗戦の中に光った遊学館の団結力
石坂投手は最速136キロの直球を武器に、強豪・青森山田打線を相手に5イニングを被安打1、7奪三振という見事なピッチングを披露しました。直前の練習で調子を崩し、「自分がやらなければ」というプレッシャーに押しつぶされそうになっていたという石坂投手。しかし、本番では「捕手を信じ、野手陣を信じて自分の投球をすること」に集中し、その覚悟がマウンドでの圧巻の好投に繋がりました。試合後、仲間たちに支えられながら涙を流す亀井祐樹選手らの姿には、多くの高校野球ファンが胸を打たれました。
甲子園で見せたスーパープレーと後輩へ託す未来のバトン
この試合では、一回の守備で右翼から本塁へノーバウンドの正確な送球を見せ、ピンチを救った鳥本崇仁選手のスーパープレーも光りました。「肩には自信があった」と語る鳥本選手は、反撃の起点となる安打を放つなど攻守で躍動。結果は5対6と惜敗し、悲願の勝利には1点届きませんでしたが、鳥本選手は「これからは『遊学館の1強』と言われるようなチームになってほしい」と、後輩たちへ確かなバトンを託しました。敗れはしたものの、最後まで諦めずに戦い抜いた遊学館ナインの姿は、間違いなく今年の甲子園のハイライトの一つとなりました。